社会不適合
あわない。
根本的にあっていない。
自分が、今の社会とあっていない。
どうしたらいいのか、ずっと考えてきた。
あわせる努力をした。
進学をした、就職をした、良い人に思われるように、期待に応えるように、恥ずかしい人間だと思われない、思わせないように。
どうだった?
何が残った?
押し殺した本音、傷ついた心は修復が難しい。
嘘ばっかだ、嘘ばっかついてきて 本当のことを口に出す方法を忘れている。
たすけて。
心身ボロボロになった社会不適合の僕を、身内は見て見ぬ振りをした。
"お前は恥ずかしい存在"
ああ、僕の家族は空の上のみんなだけだよ
とその時思ったんだ。
だからもういいよ、"家族"の期待なんてしない。
ただ舐めてかかるのはもうやめた方がいいね、瞳の奥の殺意は消せないから。
ああ。
今日も生きている。
いつまで?
どこまでがんばったらいい?
この世界からログアウトするか
この世界が変わってくれるか
そろそろ白黒はっきりさせようか。
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