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『生殖記』のおもしろさを語りたい
朝井リョウさんの『生殖記』はもう読みましたか?
生殖記はめっちゃおもしろかったので、本屋大賞にノミネートされたのは非常に嬉しいです。より多くの人が手にとるきっかけになりそう。
生殖記のおもしろさをネタバレ無しで語るのはかなり難しい。
無理やり一言で表すなら「朝井リョウさんがいかに世界を冷めた目で見てるかわかる」ところがおもしろいです。
雑なあらすじ:
現代日本で会社員をしている主人公は、うまく社会に馴染もうと努力しつつ、自分が以前から抱えているあるテーマについて常に考え続けている。その様子を主人公の生殖本能が実況しつつ自分の見解も話していく。「なんで生殖本能に自分の見解があるねん」っていうのはひとまず置いといてください。
これから読む人は以下のポイントに注目すれば楽しいと思います!
・主人公はなぜ時間を持て余してるのか?=だいぶこの小説の大テーマに関わってる気がする!
・主人公はどうやって時間を潰してるか?=最終的にたどり着く方法が不気味すぎて笑う。
・主人公はいかにして”普通の人間”に擬態しているか?=つまり主人公はあまり普通の人間ではないってことです。
・オマケ:生物によってはおもしろい性のあり方があるよ!
あまり詳しい内容わからなかったですよね。読んでほしいからこそ、ぼかしました。気になった方はぜひ読んでみてくださいね!
この本を読了した人たちにどの部分がおもしろかったか聞いてみたいな。私的には話したい要素が多すぎる。読了していて語りたい方は、ぜひDMください。
この記事を見て、読みたいと思ってくれた人がひとりでもいたら嬉しいです!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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