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複数の悩み事を抱えたら、一旦置いておくのも良いですよ

こんにちは、あかりです。

今回は、複数の問題を抱えたときの解決策をお話しします。問題=悩み事ととらえてください。世間一般から見た大きさは関係ありません。自分が悩んでいると思ったことは、どれほど小さく見えることでも、すべて「問題」に含みます。

あなたは、複数の問題を抱えたとき、どうなりますか?冷静に対処できるでしょうか?できる人はおそらく、この記事を読む必要はありません。

読んでほしいのは、「複数の問題を抱えたら、どの問題から着手したらいいのかわからなくなって、混乱してしまう」という人です。

結論から言うと、一旦置いておく技術が重要です。具体的には、以下の手順で問題と向き合います。

たとえば問題A、問題B、問題Cがあったとします。まずは、優先度を考えます。優先度を決めるには2つの軸があります。1つは緊急性です。具体的な締め切りはいつなのか、いつまでに解決しないと誰に迷惑がかかるのか、といった視点です。もう1つは気持ちです。じぶんがどれくらい強く解決したいと思っているか、どれくらい悩まされているかといった視点です。

この2つを軸に、優先度を、問題A<問題B<問題Cと決めたとします。次にするのは、具体的な対処法を考えることです。ここで重要なのが、一旦置いておく技術です。問題Aを解決するのに時間や気力がかなりかかりそうなら、問題Bや問題Cのことは、一旦置いておきます

置いておくというのは、頭の片隅には置いておくけど、今この瞬間はもう考えないということです。今は問題Aのことだけ考えましょう。

具体的な方法としては、問題Aがあまりに大きすぎる問題だと感じるなら、小さく分解するといいでしょう。具体的にはどんな点を解決すべきと思っているのか、小さく分けて考えます。そして、それらの小さくした問題1つ1つに、策を練ります。問題Aを問題a、問題b、問題cに分解したなら、問題a、b、cそれぞれに対して解決策を練ります。

そうして問題Aを細かく分け、それぞれに解決策を考え出すことができたら、気持ちが相当楽になるのではないかと思います。たとえ、瞬時には解決できないとしても、あなたは解決策をたくさん持っています。それがあるだけで安心材料になると思います。

気になるのは、一旦置いておいた問題BやCですよね。これはいつ着手するのかといえば、これもあなた次第です。締め切りや、自分にとっての深刻さを加味しつつ、じっくり向き合えそうになったタイミングで、先ほどの問題Aのときのように対処してみてください。

繰り返しますが、一旦置いておくことが重要です。これは簡単そうに見えて難しいことです。「一旦置いておく」と決めたあとで、「でもやっぱり、問題Bは……」と考えだしてしまう可能性が高いです。

そこでどれくらいスパッと割り切れるかがカギです。心理学を学んでいても、「問題を一旦置いておける人はストレスをためにくい」というような話をよく聞きます。

もし、置いておいた問題を忘れてしまうかも、と不安に思う人は、ノートなどにメモしておいてください。仕事など、やらないと誰かに迷惑がかかることなら忘れてはなりませんが、それ以外なら忘れてしまった方がむしろいいかもしれませんね。なので、仕事のことのみメモするという方法をとっても良いと思います。

今回は以上です。もし「わかりにくい」「ここをもっと説明してほしい」などの感想がありましたら、コメントやDMで教えてくださると助かります。私が助かるだけでなく、同じ疑問を抱いたけど質問する勇気が出ない、言語化できないという人にとっても、助かると思います。

みなさんの悩み事が、少しでも解決に、または健忘に向かいますように。最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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あかり
サポートしたいと思ってくれて、ありがとうございます!もし「こんなこと書いてほしい」があれば教えてくださいね!