「趣味は読書」って言いづらかった。
こんにちは、あかりです。
突然ですが、小中学生の頃ってクラスが替わるたびに自己紹介をさせられませんでしたか?私はそのくらいの時期には、趣味や特技を聞かれてもパッと出てくるものがありませんでした。なので毎回困っていました。
とはいえ、その頃から読書が好きだという気持ちはあったので大抵「読書」と答えていました。
そんななか、親が子供の趣味や特技を書かなくてはならない場面がありました。そのとき、私の母は「趣味や特技が特にないので、積極的に新しいことに挑戦してほしいです」と書いたのです。
私はショックでした。おそらく心のどこかで、「母なら私の好きなことをわかってくれてるんじゃないか」と期待していたのだと思います。
この頃の私は、「趣味は読書です」と答えるのが、他に趣味がない人の答えのように感じていました。今思えば、読書が好きな方に対して失礼極まりないですね。
でも当時は、「趣味はバスケです」とか「趣味は歌です」とか答えている同級生に、心のどこかで引け目のようなものを感じていたように思います。
そういうわけで、趣味を聞かれてもスッと「読書です」と言えるようになるまで、ちょっと時間がかかりました。母を恨むのは間違っているかもしれませんが、もし母があのとき、「娘には読書という素敵な趣味がある」と答えてくれていたら、もっと自分の趣味に自信を持てていたのかもしれません。
まぁよく考えれば、「自分の趣味に自信を持つ」って言い方自体おかしいですよね。趣味は自信をもって答えるためにやっているわけではなく、純粋に楽しくてやっているわけですから。
とはいえ、今なら自信をもって「読書が好きです」と言えます。正直私よりも読書量が多い人なんてたくさんいます。なのでそこを引け目に感じてしまいそうになることもあります。でも趣味でやる読書は、量ではありませんよね。量とか質とか考えるよりも先に楽しんじゃうような、そんな付き合い方をこれからもしていきたいです。
というわけで今回は、「趣味をサラッと答えられるようになるまでの葛藤」について書きました。
実は最近、発信することに疲れ始めていました。でも私は「継続していること」というのが特に何もないので、noteへの投稿(もしくはその代わりの写経)は毎日続けていきたいと思っています。写経した報告はするかどうか迷ってますが、とりあえず自分が苦しくならない程度に頑張ってみようと思います。応援よろしくお願いします。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!