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褒め言葉について、考える。

みなさんは、褒めたり、褒められたりしたことはあるだろうか?

子供時代ならともかく、大人になって
褒められることはほぼない。

もしあったとしても、その場の空気を読んだ
社交辞令である。

また、承認要求が強い人は、
承認されることが、自分の価値を
褒められたと思う感覚はあるのでは
ないだろうか?

褒める言葉について、どんなものがあるだろう?

真面目、
誠実、
優しい、
嬉しい、
などなどあるが、

果たして、真面目は褒めているのだろうか?

真面目な反面、融通が効かない面もあり
あの人は真面目だね、なんて言ったりするけど、
決していいだけの意味には考えにくい。

昭和や平成なら、まだ褒めているニュアンスが
強いが、令和時代に
真面目は、
いかがなものか?

また、優しいも
あまやかしている、あまい、
単純、と言った
いい意味だけには受け取りにくい。

言葉そのものは、
ポジティブなのだろうが、
ニュアンスは変化しているように思う。

要は使い方で
マイナスな、ものがあるのだ。

例えば、
あの人は休みもとらずに一生懸命働いて
真面目だよねー。

なんてのは、まずい。
労働基準法違反
家庭をないがしろにしている。

実際のところ
自分を大事にできてないことを
真面目とは言わない。

あの人、優しいからきつく怒らないよね。

感情に任せて怒るのは論外だが、
よくないことをよくないと言わないのは、
優しいとは言わない。

褒め言葉は、コミュニケーションの一環だろう。
なのであまり頻繁に利用するのではない。

また、立場が上の人が使うイメージもある。

褒められると嬉しいものだが、
受け取る側もほどほどに聞くのがいいのかもしれない。

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