見出し画像

働くことについて、考える。

働きだして20年近くになる。いろいろな先輩に会って話を聞いてきた。その中でアドバイスとして受け取ったもので参考になったものをいくつか紹介したい。

まず1つ目は仕事に対する姿勢についてのアドバイスだ。
なかなか自分が希望する職種というのはできることが少ない。もしできたとしても自分では合っているか?周りがその人が適材か?というのはなかなかに判断が難しいものがある。
昔先輩から言われたアドバイスとして、仕事の担当者として、その

仕事ができることは当たり前

のことだ。
実務は出来て当然。今の自分に満足しているのではなくて、それ以上のことをやらないと担当者としては向いていないと言われたことがある。
確かに何事もハングリー精神、満足をしない、燃え尽きないと言う事は大事なことだと思う。

2つ目は入社当時、最初の部署長に言われたアドバイスである。そのアドバイスは会社に入って色々とわかってきて思うこともあると思うけども、自分がなぜこの仕事をしたいかと言う

初心

については忘れないでほしいと言うことをアドバイスされた。
それは私も20年位働いているが、初心は忘れやすい。だんだん白いものもいろんな色に染まっていき、もともとが自分でも何色を持っていたのかわからない。そしていろんな人の考えや自分の考え方によって今の自分の考えが存在するのも否めないが、最初の純粋な気持ちと言うのはやっぱり忘れてはダメだと思う。
何をするにしても

自分がやりたいことを心の中に持って仕事をする姿勢

と言うのは大切なことだ。色々と仕事のテクニックとかそういった類のアドバイスっていうのはあるが、それはやっぱりベースのところではなく、小手先感が拭えない。アドバイスっていうのは根幹に響くものでないといけないと思う。

3つ目は働くと言う事は

周りの人を楽にすること

だと言うことを言っていた先輩がいた。
確かに自分の存在で誰かが助かる。
誰かのためになるという働き方が理想なのは間違いない。

後はアドバイスとしてもらったもので、
心に響くようなものはあまりない。

どちらかと言うと自分で気づいて培ってきたものが多い。
仕事で便利な道具の紹介や、今で言うと、AIが流行っていて、人件費というか人の仕事を奪うというような話もあるが、やはりその人にしかできないと言う仕事、属人化してるってのは良くないと思うけども専門性スペシャリストっていうのはどうしても必要だ。
ジェネラリストではない。ジェネラリストはどちらかと言うと幅広くいろんな知識を持っていて仕事の話をすることができるけども、正直組み立てる事は難しいと思う。

そういった意味で専門的な人と言うのはどうしても必要だ。

プロ意識だ。

やはりスポーツでもプロが活躍しているし、職場でも仕事でも専門的な事は専門的なプロが活躍するというのがやっぱり見ていて、かっこいいし、応援もしやすい。

今の風潮としては、割とみんなで業務を分担しましょってのがある。
平等の意識はいいが、本当にそれでいいのだろうか?
一方では、専門的な知識を求めている風潮も感じる。
なので、転職も人材が大事ということで募集は後をたたない。
間違いないところだと感じる。

だけど、転職して会社の中に入ってしまうとどうだろう?社員の質を均一化しようとする動きがあってなかなか仕事がしにくいものだと感じる。
やっぱり何か昔のように何か飛び抜けている個性はいるのだろう。
やっぱり得意不得意があって叱るべき。
得意な事は得意な人に任せ、苦手な事は得意な人がやってあげるということが社会だと私は思う。

なので、私が仕事についてアドバイスできることと言えば、

人に優しく仕事を教えることであり、

そして私が教えたことをその人が吸収して私に返すのではなく、自分たちの後輩に対してちゃんと教えてあげると言うことを続けることだと思う。

専門的な人は大事なんだけど、専門的な知識がある人は意地悪してるわけではないんだけれども人に教えるのが苦手だったり、面倒な人っていうのは存在する。
自分の人生の中でも教え方が上手だった人っていうのは少なかった。
これからの時代は人間より、機械、検索エンジン生成AIなどで壁打ちができるようになったとしても、やはり仕事は人から学びたいものだ。

人を見て学ぶところもあればわからないところはわかっている人がわかるように、その人に合った教え方、話し方で伝えていくことが大事だと思う。なので、私も自分の周りの人先輩後輩問わず同じ目線で自分が得意な事は伝えていくと言うことをしたいと思う。

だって機械には感情がないのだから。

#仕事での気づき

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?