JAMが好き。

音楽が好きだ。
演奏するのも好きだ。

上手い下手なんて、気にしてない。
誰かにどうこう思われたくない。

ただ、好きなだけ。
あまり協調性はないが、好きとはそういうこと
だと思う。

演奏をしたいと思ったのは、
洋楽を聞いていて、歌うことより
楽器の音、演奏している雰囲気に憧れた。

中学の時に、
ギターを買った。
エレキギターだ。

楽器を演奏したことがなかったので、
我流だ。

コードを覚えたり、ピッキングを覚えたり、
チョーキングやら、アームをうねらせてみたり、
やった結果、
何かしっくりこなかった。

そこで、
リズムならしっくりくるかもと。
考えた。

そして、ドラムを始めた。
まさかセットを家に置けるわけもなく。
たまにスタジオを借りて練習する程度だ。
練習できる環境がある人が羨ましかった。

高校の時にYAMAHAのDTXという電子ドラムを買った。
今も楽器店には、YAMAHAかローランドの電子ドラムを取り扱っている。
たまに遊び半分で、叩いてみると
昔の製品よりも、ゴムパッド感がなく
叩きやすい。
当時は、電子ドラムの練習に慣れてしまい、
アコースティックドラムが叩きにくいかった。
よく、家では叩けたのにスタジオではうまく
演奏できなくて悩んだものだ。

スティックも、昔はいろいろあった。
今、アヘッドのトミーリーが使ってたようなものを探しても見当たらない。
プロマークや、ジルジャン、タマ、パール
いろいろと使ったものだ。

ペダルは、タマのアイアンコブラだった。
最近のペダルは、なんだか見た目がシンプルになっていて驚いた。

最近はあまりカウベルを使うような演奏は聞かない。昔の流行りだったのかな。
totoのアフリカを演奏したのが懐かしい。
ジェフポーカロのハーフタイムシャッフルに憧れた。ゴーストノートを理解するのに時間がかかったものだ。

シンバルは、クラッシュ以外に、
チャイナシンバルのガシャーンというものを
持っていた。
なかなか、演奏にあわなくて出番は少なかった。
音が音だけにシンコペーションするのも
なんだか、？だった。なんで持っていたのかは
今からすると謎だ。
あのドラのような響きが気に入ったのかもしれない。

あれから25年。
もはや、ドラムをしていた高校、大学時代は
遠いかなたの記憶だ。

最近でも、昔の友人と気が向くままに
スタジオに行くくらいだ。

特になんの曲を演奏するかも、なく
ひたすらJAM。

そのくらいの気軽さがいいのかもしれない。
何が正解かわからない、
身体が勝手に動くのか、
はたまた、一応は考えているのか？

楽しかったら、なんでもokな
軽い感じは、普段の緊張感がとれていいものだ。

息抜きは大切だなと改めて思った。
ただ、いきなり動くと
両腕、両足はなかなかひどい状態になってしまうのですが。