虚数の不思議
実数ではない数
そんな数が虚数だ。
実生活で使うことは、ない。
数直線上のマイナスも、
役に立たない数として、数百年前は
受け入れられていなかった。
そんな虚数も、歴史は浅い。
なんとも不思議な数だが、現代文明には
欠かせない考え方なのだ。
ここから、四元数、八元数と発展する。
八元数で終わりなのはなんとも不思議だ。
まだまだ拡張するのか?
と思うところだが、ここで終わるのだ。
数の概念とは、何とも不思議だ。
目に見えていないものを表すので
虚数。
目に見えないものなんて、意味がないと
されてきたのだ。
数字は、数学は概念だと
改めて思い知らされる。
imgenary number
iという記号が使われる。
二乗してマイナスになる数だ。
?
何のことだ?
と思うが、数直線上に書くとなるほどと
思う。
1に-1を掛けると、-1になる。
まあまあ、当たり前だと思うが、
数直線上で、180°回転しているという
考えなのだ。
そのため
-1に-1を掛けるとさらに180°回転する。
これを90°の、回転させるには?
iを使うのです。
iを掛けると左回りに90°回転。
そんな理屈の数なんですよね。
足して10
掛けて40になる数は?
なんて問題も、実数では答えがないけど
虚数を使うと表現できちゃうので。
大したものです。
最近のゲームの座標がくるくる回るのも
虚数があるから。
娯楽にも使われて、私たちは視覚的にも
楽しめる。
数字は存在しないようなものなのに、
ちゃんと見えるんですよね。
冒頭で実生活では使わないといいましたが、
数自体を計算して使うことはないのですが、
身の回りのいろんなところに
虚数はいてるのです。