浪漫の風に誘われて。
日本では、神社にお寺があると
そこには美味しいものや、名物。
有名なお土産などがある。
また、旅館の料理や、温泉なんかも
あったら最高だ。
遺跡を巡るのは、何故だろう?
それは、自分とは次元の違った生き方をした
先人達の痕跡を想像することだろう。
今はない、昔はこんな暮らしをしていたのかなぁ。なんて想像を膨らませるのが
浪漫だ。
いまどき、浪漫なんていわないか。
非日常な環境に身を置いたなら、
それは、今までに出会ったことのない
何かとの遭遇。
過去と未来との繋ぎ目。
そんな想像をするなんて思わなかっただろう。
そんな考えに辿り着けなかっただろう。
いろんなこと、考えて
ゆっくり美味しいものを食べ、
のんびり温泉に浸かると、
日常からいつしか離れて、
今だけの空間にいれるのだろう。
せっかくだから、時計やテレビ
スマフォなんかも見るのはやめて、
思う存分浪漫を楽しんではどうだろう。
貴重な時間だ。
普段体験できないこと、楽しいことは
時間の流れ方も違う。
相対性理論だ。
時間の流れが、ここでは止まっているのだろうか?
自分は動いているが、他人からは止まってみえる。旅は時間がゆっくり流れる。
日々の生活は時間が早い。時計の分針も
心なしか早い。
そんなゆっくりした時間を提供されるなら、
それは価値がある。
一度でも経験すると、
また浪漫の風に誘われて、
知らない土地に向かいだすのだろう。
不思議なことに、日々の記憶は薄く
旅の記憶は濃いのだ。