房総半島のオーガニックレストラン
ホンダで第二期のF1開発に携わり、その後に独立されてルノースポールのプロショップ経営を経て、現在はアルピーヌF1チームの日本GPロジスティック責任者が、自然豊かな房総半島の里山に移住されて開業されたオーガニックレストラン「ハンガーエイト」へお伺いしました。
幸運にも日本GPの翌週で、鈴鹿から戻られたばかりのオーナーさんがエプロン姿でお出迎え。エンジニアさんだからきっと気難しい方なんだろうなと勝手に想像していましたが、予想外にとても気さくな方でした。
飛行機の格納庫をイメージして設計された建物を拝見している間に、豊かな地元食材で丁寧に料理されたプレートランチがテーブルに運ばれました。
期間限定で東銀座のナイルさんの青なすカレーの小皿も乗ってとても美味しくいただきました。これが世界に十数人しかいないトップ・オブ・トップのF1ドライバーに提供されるプロの料理人のレシピです。
私が旧いポンコツのルノースポールにロードバイクを積んで、輪行帰りの昼食でお店の敷地へ入ってきたこともあり、初対面なのにF1の話で盛り上がりました。次々と飛び出して来るオーナーさんのお話は私が知らないことばかり。
今、F1界が抱えている課題はレースファーストではなくなった米国主導の商業主義に傾向する問題と、各チームスタッフの離婚ラッシュだとか。世界を転戦する年間200日以上の海外出張が原因で、新しいスタッフを見つけることが重要なミッションだそうです。
輪行帰りのランチでしたが、あっという間に過ぎ去った濃密な時間でした。「Hangar eight」は自然豊かな里山に抱かれた風が抜ける素敵な場所です。
郊外のカフェレストランが好き、F1好き、RENAULT好きの方は、房総半島のルノーの聖地「Hangar eight」へGO!
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