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18か国に一人旅した話

こんにちは!スタトラのもりそうです!

今回は留学体験記の紹介ということで、咲耶さんの留学を紹介していきます!

実は咲耶さん、文部科学省が設立したせかい部の運営も行っているすごい人なんです!

せかい部についても後日記事にしていきます!

それでは紹介させていただきます!

1 プロフィール

お名前:咲耶さん
ご年齢:高校三年生
ご出身:栃木県
趣味:色んな国を一人旅してその国の文化や社会制度を肌で感じること
特技:一人旅の計画を立てること
主な留学先:アイルランド、マルタ共和国、インド、アメリカ

2 どんな留学をしたの?

留学をしたことがありますか?
ーA 短期ですが…あります

そうなんですね!エージェントとか使っている感じなんですか?資金面など教えていただければ嬉しいです!

ーA 初めての留学は中学3年の夏休みにアイルランドでの2週間語学留学だったのですが、初めての飛行機だったのでエージェントをつけました。

アイルランドは羨ましいです!日本人が少ない環境を選ばれた感じですか?

ーA はい!出来るだけ日本人がいない環境に身を置きたいと考えていたので。僕のアイルランドの語学学校にいた日本人は4-5人でした。
2度目の留学は高校1年の夏休みに3週間マルタ共和国で留学しました。2度目の飛行機だったのですが、せっかくヨーロッパに行くなら!と思いマルタの他に8カ国一人旅をしてきました。費用を浮かせるためにエージェントを通さず自分で航空券・語学学校を手配しました。
また、8カ国一人旅なのですが、宿泊施設も予約せずに機内泊や空港泊だったので、結局3週間留学+8カ国一人旅の費用は前年のアイルランドでの2週間の留学と同額でした。
3度目はインドのマザーテレサの死を待つ人の家と孤児院で1週間ボランティア留学でした。それに加えて2度目と同じ要領で7カ国周遊しました。現地(インド)のホームステイ斡旋会社を通したので、比較的格安でした。
このうち一部をお小遣いから捻出したのに加えて、学校主催の夏休み勉強合宿の払い戻しがあったので、両親が払ったのは数万円程度だったと記憶しています。
4度目はアメリカに外務省推進の対日理解促進交流プログラム「*1カケハシプロジェクト」として派遣されました。
*2アメリカボウル大会というアメリカの政治・歴史・日米関係などを出題するクイズ大会があったのですが、そこで上位3チームに選ばれた副賞だったので、参加費は無料でした。4度目以外は基本的に両親が払っています。
*1*2 後日記事にしていきます!!乞うご期待!

すばらしい志ですね!聞くことが多くて、とてもいい記事になりそうです!

3 留学の価値って?

留学をしようと思ったきっかけはなんですか?

ーA 日本でも確かにALTの先生とか大人の外国人とは会話する機会は結構あるのですが、なかなか同世代の子と話せる機会ってないんですよね。だから外国の様々なバックグラウンドを持った同年代の子たちと友達になってみたいなって!僕の語学学校にはオマーンやサンマリノやベネズエラなど文字通り世界中から中高生が集まっていたので、すっごく楽しかったです!

素晴らしい環境だったわけですね!実際に行ってみて、行く前に考えていたイメージと違っていたことは何ですか?

ーA 欧米に関しては日本とそれほど変わらなかったとに逆に驚きました!強いていうなら気候くらいですかね。アイルランドは夜20:00くらいまで明るかったのが印象的でした。渡航前に不安だったので現地情報をたくさん調べたため、「イメージと違っていた」ということはあまりなかったです。ただ、インドに関しては道路が酷いと聞いていたのですが想像以上でした。1週間しか滞在してなかったのに、乗っていた車が事故にあったんですよ笑あと、続車が衝突してしまって笑日本で一度交通事故に遭ったことがなかったのでこの出来事は想定外でした。

そうなんですね!とても楽しそうなのが伝わってきます!では、同じだったことはなんですか?

ーA 具体例を挙げるとキリがないのですが、よくも悪くも世界が平らになってきているなと感じでいます。場所は違えど日本にもあるようなお店があったり、日本人と同じような食事をしていたり…欧米と日本はあまり変わらないんだなと思いました。ちなみに、アイルランドもマルタもインドも日本と同じ右ハンドルでした。外国といえば左ハンドルなイメージがあったので、意外でした。

あ、そうですね!私も感じたことあります!留学した時に大変だった事はなんですか? 

ーA 日本のことを尋ねられた時に、ものすごく返答に困りました。漫画やアニメが海外では人気らしくて、僕も知らないような漫画やアニメを「これって面白いよね!」って言われた時に、母国のことすら知らないんだなと恥ずかしくなりました。それ以外に大変だったことはないです!

そうですね!日本のことはよく知っておくべきですか!留学で楽しかったことはなんですか?

ーA 全てが楽しかったのですが、特に世界中から集まる同世代と友達から言語を学べたことです。先ほども述べたように語学学校にはたくさんの国籍の生徒がいました。その子たちから、彼ら自身の母国語を教わることが楽しかったです。色んな言語を学ぶのが楽しかったので、帰国してからイタリア語、スペイン語、ドイツ語、アラビア語、中国語、韓国語初心者向けのの本を購入し、なんとか日常会話ができるレベルになりました。今では全部忘れてしまったのですが(笑)

確かに、他言語でしかない表現など、面白いですよね!留学によって学んだことはなんですか?

ーA 単語の意味も国・言語によって全く意味が違うってことですかね!
例えば日本には「自由」に犠牲は付き物だっていう考え方ってあまりないじゃないですか。それっていうのは他国の植民地になった歴史がなかったからだと思うんです。でも植民地時代が存在する国の人からすると自由は「勝ち取るもの」で、今彼らが自由を享受出来ているのは先人たちの犠牲があるおかげだって考えてる人が多いんですよ!アメリカなんて最たる例で、スミソニアン博物館には”The Price of Freedom(自由の代償)”の展示があったりとか、日本とは違うなって!

素晴らしい学びを得られていますね!留学について、不安だったことはありますか?また、それはどのようにして克服しましたか?

ーA 留学が初めての飛行機だったので、本当に全て不安でした。出入国審査のプロセスから現地の文化・社会制度まで本当に何にも知らなかったので調べまくりました。いくら調べても安心はできないんですけど、でも意外と現地着いたら何とかなります!すぐ周りの人を頼ったりするとなんでも上手くいんですよね(笑)あとは個人的には気温も調べとけばよかったなー!って思いました。普通、夏って暑いと思うじゃないですか!?でもアイルランドって夏でも20℃前後ですっごく涼しいんですよ。僕が持ってった服はほとんど夏服だったので風邪引きました。。。

へえ!やっぱり気候の違いって、留学来てるんだあ〜って感じますよね笑
現状の留学に問題点があると感じますか??

ーA 少々留学をする中高生が少ないように感じます。確か文部科学省の調査によると留学率は1%にも満たないと聞いたことがあります。その理由は多くの中高生にとって留学が「他人事」であるからだと考えています。
僕は、ありがたいことに「#せかい部」という文部科学省が設立した高校生による高校生のための交流コミュニティの運営をさせて頂いているのですが、#せかい部では高校生がリアルな海外情報を発信しています。海外には興味あるけど留学には踏み出せない!っていう方は是非フォローしてみてください(笑)既存の留学プログラムに特に問題点は感じていません。

なるほど!「せかい部」面白いですね!留学の価値とはズバリなんでしょうか?

ーA 世界のニュースが身近に感じられるようになることです。
例えば2019年の9月サウジアラビアで日本人を含む外国人の観光ビザが発行されました。今まではイスラム教徒のメッカへの巡礼やビジネス目的でしか外国人は入国することができなかったんです。
重大ニュースなのに、大きくは報道されなかったんですよね!それって多くの日本国民にとって身近なニュースではないからだと思うんですよ。でも僕はアイルランドの語学学校で一緒だったサウジアラビアの子がこのニュース教えてくれた時に、やっとこの子の国に行けるんだってすっごく嬉しかったです!答えになってるかは微妙ですが、留学しなければこのニュースを身近に感じることは出来なかったと思います!

それは立派な価値ですよ!これから留学する人へ一言アドバイス等お願いします!

ーA このコロナウイルスで休校になっている期間を有効に活用して、留学のことを徹底的に調べ抜いてください!僕も初めて留学するときは不安でしたが、意外となんとかなります!
みなさんが思っているほど留学は大変ではないので、是非勇気を振り絞って一歩踏み出てみてください。

ありがとうございました!

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4 まとめ

どうでしたか?とてもいい留学ですね!きっと私よりもはるかにいろいろなことを経験し、実践している方です!

親御さんの負担を減らすためにご自身で、手配などするというのは一つの手だと感じました!
奨学金や留学エージェントもいいですが、自分でやってみるというのもいい体験になる気がしますね!

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最後まで読んでいただきありがとうございました。このような記事をもっと書いていきますので、是非ご拡散とフォローよろしくお願いします!


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