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バンジージャンプで仲間と夢を叶えた話。

人生で一度はやってみたいけどなかなかやらない事ナンバーワン。
それが「バンジージャンプ」ではないでしょうか。

先日、思い切って飛んできました。

今回はその一部始終の話です。

そもそものきっかけ

なぜ私が今回バンジージャンプをしに行ったか。
理由は2つあります。

1、もともと自分の「人生で死ぬまでにやりたいことリスト」に入れていた
2、2021年の末ごろにネットで話した人と「バンジージャンプオフ会をやりたいですね」と参加者のひとりと話していた

これらの理由で実行しました。

「いつかやりたい」という思いだけではいつまで経っても経験できません。
実際に計画して行動することが何より大事です。
そして、せっかく時間とお金をかけてやるなら仲間と一緒に計画して実行すべきです。
ひとりで始めたことは中止することもかんたんなので、ちょっとした理由で中断することもすぐにできてしまいますが、同じ目的を持った仲間と一緒に相談していけば自然とやる気が持続します。
これから何かを始めてみたいと思った方は、ぜひ仲間を集めることをおすすめします。

実は、最初に話が出てからこの事はしばらく忘れていました。
というのも、その時期は冬で「とてもバンジーする気候ではない」と思い込んでいたのと、個人的に他のイベントを企画している最中だったため、バンジージャンプオフ会を計画する優先順位が低くなっていました。

半年経った2022年の6月中旬に話を思い出し、今年の夏にやってみようと思い、急に計画しました。
最初に話していた人ともまったく連絡をとらなくなってしまっていたため、久しぶりの呼びかけに反応してくださるかは未知数でしたが、確認してみたらしっかり参加してくれました。感謝です。
最終的に私を除く5名が参加表明をしてくださり、6名でバンジージャンプオフ会を実施する運びとなりました。
意外と飛びたい人がいるんだなぁと思いましたね。

どこに行ったか

岐阜県加茂郡八百津町、新旅足橋(しんたびそこばし)のバンジージャンプ会場です。
2020年7月11日にオープンした常設のブリッジバンジーサイトです。
2022年現在、日本一の高低差があります。
その高さなんと215m❗️
東京スカイツリーの展望台の高さが250mなので、その少し下から飛び降りた感じです。
ビルでいうと汐留シティセンター(215.75m)とほぼ同じ高さなので、43階から飛び降りたことになります。

橋の真ん中あたりに飛ぶ場所があり、橋の脇にある駐車場から歩いてここまで行きました。(500mくらいあって、歩くだけでもけっこう時間がかかりました)

最初にこの写真の場所に着いてこの光景を見た時は「うわ、ほんとにここから飛ぶんだ…」とさすがに少しひるみました。

めちゃくちゃ高いです。
この写真に写っていない下の部分がかなりあります。
写真に写っている柱と同じくらいの高さがまだ下にあります。

ジャンプする場所から下を撮った写真↓

わかりづらいですが、赤いのが飛んだ人です。
これくらい小さく見えます。

では、どのような流れでバンジージャンプオフ会を実施したかを説明します。

バンジージャンプの予約〜実施までの流れについて

話をどのように具体的に進めていったかをまとめるとこのようになります。

1、実施日と場所を決める
2、参加者を募る
3、人数が決まり次第、場所の予約をする
4、移動手段を決める
5、当日の流れ・準備物を周知する

ひとつずつ解説します。

1、実施日と場所を決める

今回は6月中旬時点で計画をはじめ、8月の中〜下旬に狙いを定めました。
ただ、8月中旬はお盆の時期で、「お盆に川に向かって飛び込むのはちょっと縁起が悪そうだなぁ」という理由で1週間延ばし、8月20日(土)に決定しました。
場所は、「せっかく飛ぶなら日本一高いところにしよう」と思い、検索したら岐阜バンジー(215m)になりました。
ちなみに、2番目に高いところは茨城県の竜神峡(100m)です。
その2倍以上の高さにいきなり挑戦したのですから、我ながらかなりクレイジーな判断だと思っています。
(実際、いろんな人に直接話をしたらかなり驚かれました。)

2、参加者を募る

オンラインサロン「リベシティ」に参加しているので、そちらでバンジージャンプオフ会の専用チャットを作成し、「8月20日に岐阜県でバンジージャンプを計画しているので、参加したい方は申請してください」という内容でいろんなチャットで宣伝しました。
7月上旬を締切にしたので募集期間は2週間程度でしたが、思っていたよりもすぐに参加者が集まりました。
更新頻度が高い活発なチャットに呼びかけると一度にたくさんの人に見てもらえるので効果的です。

3、人数が決まり次第、場所の予約をする

場所の予約をする際の必須事項として「参加人数」があります。
これが決まらない状態で予約をすると、あとから増えた場合に毎回修正をしていく手間が発生するので、なるべく人数を決めてから予約することがおすすめです。
なお、バンジージャパンのサイトでは、一度に予約できる人数は6人までになっています。(7名以上になる場合は、それぞれ時間をずらして予約することになります。)

4、移動手段を決める

日時と場所が決まれば、次は「どうやってそこにたどり着くか」を考えます。
近場であればわざわざ調べなくてもかんたんに移動できますが、バンジージャンプの場所はたいてい山の中にあります。
公共交通機関だと交通の便が悪く、電車やバスの時刻が限られているため、可能であれば車(レンタカー)で移動するのがおすすめです。
今回は参加者の中に会場の比較的近くに住んでいる方がいて、車を出していただけたので同乗させてもらって往復することができました。

5、当日の流れ・準備物を周知する

各地から人を集めてイベントを行う際は、当日各自がどのように集まり、会場までどのような手段で移動するかなどのタイムスケジュールと準備物を決定しておく必要があります。
今回は10時名古屋駅集合、12時現地へ到着、13時〜受付開始という流れでした。
これを、開催日の前までに周知しておくと参加者は予定が立てやすくなります。

このような流れでオフ会を企画し、当日はすぐに連絡をとりあえる体制を整えてから予定通りに行動していきます。
これだけでオフ会は実施できます。

岐阜バンジーのおおまかな流れ

当日の受付〜終了後までの流れを説明します。
なお、こちらのサイトでは詳細を確認することができます。

1、受付
2、ハーネスとムササビスーツを着る
3、会場まで移動する
4、装備を整える
5、飛ぶ
6、装備を外してもらう
7、受付場所まで歩いて戻る
8、修了証をもらう
9、写真を撮ってもらい終了

1、受付

橋の手前の場所に駐車場があり、小型のバスの中で受付をします。
・自分に関する基本的な情報(名前や住所)を記入する
・注意事項や実施条件を読み、問題がなければ署名する
・支払いをする(現金のみ。クレジットカードやQRコード支払いは不可)
・体重を測る

※飛ぶ順番は、グループ内で体重が軽い人からでした。
ちなみに私が一番最初に飛びました。

2、ハーネスとムササビスーツを着る

会場に移動する前に、スタッフに装備をつけてもらいます。

ハーネスをつけて…

ムササビスーツを着ると、こういう感じになります。
これのおかげで、落ちる時間が2〜3秒延びるらしいのですが、実際の感覚は一瞬で終わりました笑
数秒延びようが、はじめての体験ではそれを感じる余裕はまったくなかったです。

ちなみにこの写真ではまだすべて着終わったわけではないので、飛ぶ場所まで歩いて移動してから、本格的にスーツを着ます。

3、会場まで移動する

この格好のまま、会場まで500mくらい歩きます。
通気性は低く、歩いているだけで汗をかきました。

4、装備を整える
飛ぶ前に足に装具をつけて、飛ぶ直前に命綱などをつけてもらいます。

足につけるようす

飛ぶ直前の装備

この状態で足元には命綱がついていますが、実はこの足元の下(命綱の足に近い位置)におもりがあります。

この黄色いものがおもりです。

このおもりのおかげで、下に引っ張られる感覚があるため、やや落ちやすい雰囲気があります。

5、飛ぶ

ただ、実際にここから飛べるかどうかは自分自身の思い切り次第です。
スタッフから背中を押されるわけではありません。
下を見ずに前を見てそのまま頭から落ちるのが正しい(楽しい)姿勢です。
(下を見たらびびって飛べなくなる可能性がありますので、ここまで来たら覚悟を決めて一気に行きましょう。)

ちなみに私が飛んだ時の状況を文字にするとこんな感じでした。

※金網のはじっこに立った時から
・前だけを見て(向こうの山、遠くてすごい景色だなあ)
・(もう飛ぶのかー。ここまで来たらもう一気にいくしかない!)

(スタッフ)
5、4、3、2、1、バンジー❗️

・(頭からのぞきこむようにして急激に落下)…ああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」⇦約2秒くらい
※ものすごい落下速度と風を全身に受けながら落下しました。
・(落下中、首を曲げたら橋が見えたので)「あ、橋が離れていってる」
・(ゴムが伸び切った直後、上に戻される)「おっと、もう終わったー💦」
・「指示通り、赤いヒモをひっぱらなきゃ」
※事前のレクチャーで、「1回落ち切ってゴムで戻ってきたら、足の先についているヒモをひっぱること」と言われていたのでそれを実践しました。
・(ヒモをひっぱった後、ロックが外れて頭が上を向いて、足を伸ばした状態で地面に座るような体勢になる)「お、あたまが上がったー」
・「周りの木や川がきれいだなー。ヒモだけでまわりはなんもないなー」
・(まわりの景色を空中から眺めていたら、30秒後くらいに自動的にリールで引き上げられる)
※引き上げ終わるまで1分くらいかかりました
引き上げられる間に、上を見ると橋がどんどん近づいていってるので、それはそれで少し怖さはありました。(動いているので、止まっている時よりも高さによる恐怖を実感しやすかったのかもしれません。)

6、装備を外してもらう
ジャンプ台まで戻ってきたら、スタッフに手際よく橋の方まで誘導され、すぐに装備を解除してもらいました。
この時には安心感、達成感、放心などいろんな感情が入り混じっていました。
やりきった直後はアドレナリンと汗がすごく出ていたので、身軽になって橋に戻った時はものすごく楽しい気分でした。
自然と「また飛びたい」と思うようになりました。
1回感覚をつかむと余裕が出ます。

7、受付場所まで歩いて戻る
みんなが飛び終わると、受付場所までまた500mほど歩いて戻ります。
この時にはみんなの一体感がすごいことになってます。
なにせ、みんな同じ体験を味わったのですからね。

8、修了証をもらう
バンジージャンプを達成した証として、公式から修了証とGoPro(動きのある撮影に強いカメラ)で撮影したデータをもらうことができます。
※GoProでの撮影は、現在追加料金なしのオプションとして追加できます。
内容は、「飛び込む瞬間〜最下点までのジャンプ台からのスタッフによる撮影動画(めっちゃ綺麗で見やすい)」と、「自分の左手首につけたカメラからの映像」の2種類が入っています。


↓修了証

9、記念写真を撮ってもらい終了

全員が修了証を受け取ったら、みんなで記念写真を撮ってすべて終了です。

おつかれさまでしたー!

※この写真は、ジャンプの前に撮ったものです。
本物は受付のバスの前でみんなで修了証を持っている写真なのですが、都合により代わりにこちらを載せています。
なお、右下の私のアイコンが奇跡的に実物と一体化しています笑

バンジージャンプオフ会を実施した感想

最初にも書きましたが、全体を通して一番強く思ったことは、「やりたいことは早めに実現して体験するべき」です。
やるまでの計画も楽しいですし、実際に当日行動してみんなでわいわいしながら同じ体験を共有することもすごく楽しいです。
また、移動中やその後でもいろんな話をしますので、仲間との交流の時間としても大変有意義な1日を過ごす事ができます。
目的が同じ仲間たちを集めて一緒に何かをする楽しさというのは、バンジージャンプだけに限らずいろんなイベントに共通しているので、もしあなたがやってみたいことがあればまずはその気持ちをSNSや身近な人に発信してみることを強くおすすめします。
言葉にしなければまわりにはわかりませんし、いつまでもひとりで抱えているだけでは何も良い体験はできません。
人生を豊かにしていくためには、自分から動いていろんなことを進めていく必要があります。
気持ちの向くままに楽しいことをやってみるのはすごく良い経験になりますよ。

今回、5名の方々に集まっていただきましたが、みなさんとても良い体験ができたと言ってましたし、企画した私に対して感謝してくださった方もいました。
実際私は呼びかけただけなので、本当にすごいのは行動した参加者自身なのですが、意図していない事でも感謝されるとうれしいですね。

この集まりから新しい縁がうまれましたし、私自身の夢もひとつ叶える事ができました。

オフ会、最高です。


最後までお読みいただきありがとうございました!

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