「朝、起きられない」「遅刻しがち」な、自分を変えるちょっとした考え方。

なかなか遅刻がなくならない。
できれば遅刻したくないのにカラダがついていかない。

何でこうも私はダメなんだろう。 
努力したいのに努力する気が起きない。
何をする気力もわかない。
心が疲れている。
どこか抜け道はあるのか。

それでも生きていかないといけない。
こう思うと、それがまたプレッシャーのように重い。

何でもかんでも自分で気負わずに、
誰か周りの人に相談でもしてみたら、助けを求めてみたら、きっと誰かが手を差し伸べてくれるはず。
大きな解決に至らなくても、何らかのヒントを与えてくれるかもしれない。

自分の中で考えまくっても解決できない時だってある。

自分のことをダメな人間だと思って、
こうも生きることを負担に考えなくていい。

昨日よりも今日。

さっきよりも今。

ほんの小さな一歩でいいから進めばいい。

自分の出来る範囲で、自分のペースで、
誰と比較するとかでなく。

遅刻だって最初からすべて完璧に直すことは難しい。
最初から生活スタイルを全て変えて30分早く行動することなんて、いきなりできるものではない。

まぐれで30分前行動ができたとしても、いつもとちょっと気分を変えたいという心の奥底の思いが行動に出ただけかもしれない。
結局のところ、これまでの「クセ」は急には変わらず、いつもより早く行動できた自分を無駄に褒めちぎって甘やかすだけ。

荒療治で甘えきった精神を根本から変革することで大きな成果を残すこともあろうが、合格ラインをいかに継続して取りつづられるかが大事だと思う。

誰かから無理やり押し付けられるぐらいの強制力が働かなければ、もしくは実行できなければ罰金でも課せられようなことがなければ、遅刻を一気になくすことは難しいだろう。

でも、心がついていけるかが不安。

とにかく、一度こびりつくように定着した行動習慣をいきなり変えることは難しい。

目標のハードルが高すぎてダメそうならば、ハードルを下げればいい。

まずはできることからやればいい。
厳しい指導が自分にとってプラスになる場合もあるけど、合わない場合もある。

遅刻をなくすために、今よりも2〜3分早く行動することから始めてみればいい。
それができたら、心にも余裕が生まれて、空いた時間にやってみたいことができるようになったり、ますます充実した時間を過ごせそうな気がしてくる。

こういった目標の積み重ねで、今よりもなりたい自分に近づける。