警察は被害者の味方ではない
こんにちは。色眼鏡です。
まずは結論から言いますね。
警察は被害者の味方ではない、というのが本日のお話です。
想像してください。
あなたがDV被害にあったとします。
助けを求めよう、と思ったあなたは、まず相談先として思いつく場所はどこですか?
大半の方の答えは、警察。
自分の身に危険が起きているわけですから、警察に駆け込んで「助けて!」と言いたくなるのは当然のことです。
しかし!
警察は残念ながら【刑事事件が起きないと動けない】のです。
これ、鉄則。
例えば、あなたが、DV加害者から逃げてきたDV被害者だとします。
避難前から、すでに警察にもDV被害の相談を何度もしていたとしましょう。
避難したとはいえ、いつ加害者に居場所がバレるかわかりません。次顔を合わせれば、殺されるかもしれません。
警察には以前から相談もしていたし、避難先の周りを巡回してもらおう!と思うかもしれません。
しかし、警察が巡回してくれることはありません。
なぜなら、警察は事件が起きないと動けないからです。
警察にDV相談に行ったところで
「次暴力を受けたら、その時は通報してください」
と言われるんです。
中には、身体的暴力以外の、精神的被害や性的被害を、暴力として扱ってくれない警察官もいます。
法律上精神的暴力なども暴力として認めていますが、浸透していないのが現実。
あ、なんなら、警察官のDV加害者も、結構いますよ。
ということで、暴力にあった、その時に通報しない限り、警察は助けてはくれません。
自分の身は自分で守らなければならないんです。
警察がダメだ、と言っているわけではなく、警察は【被害者の味方】なのではなく【刑法の中で動く組織】である、ということを認識しておいてもらいたいと思います。
とはいえ、こちらは思うんですよ。
「怪我をしてからでは、殺されてからでは遅いんだよ!!」
「加害者は犯罪者なんだから、刑罰くらわせろよ!!」
ここが通じない社会であることが、大前提の問題なんですよ。
そう、DV加害者を減らすことが、DV被害者を減らすことになるんです。
被害者が逃げることは、解決策にはならないんですよ。
ここを変えなきゃいけないんです。
警察は正義の味方ではい。
警察は刑法の服従者。
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