いじめっこは元々いじめられっこ
こんにちは。色眼鏡です。
被害者と加害者の逆転現象をご存知ですか?
例えばDV加害者は、「相手が悪いから」という理由から暴力行為に及びます。
つまり、【自分こそが被害者だ】と思っています。
逆にDV被害者は、加害者から常に「お前が悪い」と言われ続けているため、【自分が悪いんだ、自分は加害者なんだ】と思ってしまいます。
支援者をやっていると、その現象が支援者に降りかかることがよくあるんです。
被害者が最初に、「助けて!」という一心で、相談してこられます。
そこから、1度の相談で連絡が取れなくなってしまう方もおられますが、相談を継続される方や、シェルターを利用される方もいらっしゃいます。
最初は「助けて!」と相談に来られ。
暴力環境から抜け出すと「加害者から抜け出せて良かった!」と不安を抱えながらも、どこか希望のようなものが見え。
踏ん張りながら、面倒な手続きなども頑張っていくのですが……
とはいえ、思うように進まないことも多いので、ストレスも溜まってきます。
そして、だんだん自我が見え隠れしてくるんです。
その鬱憤を晴らす方法が、支援者を攻撃すること。
とにかく自分の怒りを支援者に向けてくるんです。
暴言や罵倒を受けても、支援者側は相談者に対して、同じように攻撃したりしません。
間違ってることは伝ますが、大抵の場合、怒りで感情的になっている相談者に、こちらの言葉は届きません。
それがクセになってくると、攻撃はどんどん強くなり、人格否定や形振り構わない行動に出ます。
そう、被害者だった相談者は、いつの間にか、加害者に変貌しているのです。
みんながみんなではなく、これは一部の相談者に起きる現象ですが、こんな時わたしは、こぅ思うようにしているんです。
【刃向かえるだけの元気が戻ってよかったね】と。
支援者は報われない。
これが前提なので、なにを言われても、支援者としての盾を常に構えているんです。
だって!支援者だって人間だから!!
盾を構えて自分守らないとやってけない!!
イチイチムカついたり傷ついてられないもん!!
だって。
支援者のメンタルは誰もフォローしてくれないもん。
そんな盾を持ち構えながら、今日も誰かの人生に寄り添うのです。
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