映画『ありがとう、トニ・エルドマン』
2016年/製作国:ドイツ・オーストリア/上映時間:162分
原題 Toni Erdmann
監督 マーレン・アデ
予告編(日本版)
予告編(海外版)
STORY
レビュー
親子の愛についての映画でありながら、「政治」や「経済」の問題を扱った作品もあります。
今観ても抜群に面白いです。
映画に登場する変な着ぐるみは「クケリ」。
ブルガリアのお祭りの際に着用されるとのこと。
本作では完全に男性の「アレ」を連想させる造形となっておりますけれども、元々も「五穀豊穣」であったり「子孫繁栄」等、幸福を運ぶ精霊という位置づけだったらしいのでOK。
というか本作は鑑賞する度に幸せな気持ちとなりますゆえ、「クケリ」の力は偉大です。
イネス役のザンドラ・ヒュラーの演技も冴え渡ります。