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映画『ライフライン』

2002年/製作国:スペイン/上映時間:10分 
原題
 Lifeline
監督 ビクトル・エリセ
※オムニバス映画『10ミニッツ・オールダー』(2002)に収録




本編 1:37~


STORY

 第二次大戦前夜の1940年。スペイン。山間の田舎の村。
 生まれたばかりの赤ちゃんの腹部から、血が滲み始める。
 しかし人々はまだ、そのことに気付いていない。


レビュー

 わずか10分の作品の中に信じられない程の情報量を内包する、またそれでいながら全編詩情に満ちあふれた、珠玉の名品。

 私は10代後半に本作と出会い完膚なきまでに打ちのめされ、精神崩壊のギリギリまで追い詰められて、その後半年ほど「重度のノイローゼ」&「不眠症」を患いました。
 その後「泣きっ面に蜂」で、ロベール・ブレッソン作品とも出会ってしまい、更に半年ほど完全に頭がおかしくなりました。ゆえにその1年間の記憶はほぼありません。

 本物とは、余りにも恐ろしいもの……
 そしてどこまでも、いとおしいもの……


 
 ※本作の内容に関するレビューをもしnoteに記す機会がありましたら、有料記事にしようと考えておりますゆえ、今回はなにも記しません。





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