2013年/製作国:アメリカ/上映時間:112分
原題 The Case Against 8
監督 ベン・コトナー ライアン・ホワイト
予告編(日本版)
予告編(海外版)
STORY
レビュー
同性婚に反対する人々の論理的、科学的、医学的に破綻した言い分を、悉く論破し、再び同性婚の権利を勝ち取るまでの戦いの記録。
エンターテイメントとしても面白いですし、社会派ドラマとしても面白く、至言多数。
※是非多くの方に鑑賞していただきたいため、数々の至言はあえて記載いたしません
にしても共和党と民主党の代表として戦った全米トップクラスの弁護士ふたりがタッグを組んで共闘するというのは、アメリカらしくて面白い。
若干、登場する政治家の宣伝や共和党派の弁護士の宣伝も兼ねてるなぁ……という印象を受けましたけれども、それも「上手く権力を巻き込みながら今後も戦いを継続してゆかなくてはいけない状況」であるために致し方無い部分もあるのでしょうし、逆に言えば「政治権力」の駆け引きも収録されていて面白いと言えるのかもしれません。
とにかく多くの方におすすさせていただきたい一品です。
あと明記しておきますけれども、私は「同性婚」に大賛成です(というか、本来であれば「賛成」とか「反対」ですらなく、「当然の権利」です)。
同性婚が認められていないなんて日本人として本当に恥ずかしい。
「愛し合う人間同士が幸せになるため、そして国民として自国の社会制度を利用するための権利を得るために結婚する」。こんな当たり前のことすら認められていない国は、断じて民主主義国家とは言わない、と私は考えます。
話しは飛びますけれども、子どもの親権制度も未だに「片親親権」を採用している「自称先進国」日本。
こちら ⇩ を御覧くださいませ
●『片親親権(単独親権)制度』採用国
北朝鮮、日本、インド、トルコ、等
●『共同親権制度』採用国
米国、カナダ、アルゼンチン、ブラジル、メキシコ、インドネシア、韓国、タイ、中国、フィリピン、イタリア、英国(イングランド等)、オランダ、スイス、スウェーデン、スペイン、ドイツ、フランス、ロシア、オーストラリア、サウジアラビア、南アフリカ、等
先進国と呼ばれている国はほぼ「共同親権制度」を採用しています(ってことは日本は先進国ですらないってことですね)。
そして何故先進国では「共同親権制度」が採用されているのかと言えば、「共同親権制度」の方が「片親親権制度」よりも遥かに「子ども達への利益が高い制度」だからです。
「母子家庭の貧困」? 日本政府が生み出し続けているのでは?
「北朝鮮」と同じダメ制度を採用し続ける国、日本。流石です。
※ちなみに現在のインド政府とトルコ政府ってかなり……(以下略)
で、世界から批判されて「共同親権制度」を導入するとか言ってますけれども、この体たらくです ⇩
前編
中編
後編
というわけで話を戻しますけれども、今後意識して、同性愛を描いた良作をご紹介してゆけたらと考えております。
公式サイト
製作者メッセージ
「判決要旨全文」が記載されいる記事です。