映画『ボルネオ事件 熱帯林を破壊するダークマネー』
2020年/製作国:スウェーデン/上映時間:78分 ドキュメンタリー映画
原題 The Borneo Case
監督 エリック・パウザー ディラン・ウィリアムズ
予告編(日本版)
STORY
レビュー
本作はその内容と共にDVD付属の小冊子も素晴らしいため、定価3000円は納得の価格です。
小冊子(15ページ)はそのページ数からは窺い知れない程にびっしりと、有益な情報が密に記されており(無駄な情報は一切無し)、本当に学びとなります。
というか「日本の企業も加担?」というよりも、「日本の企業もバッチリ加担」ですし、「【森林破壊ゼロ】を達成出来なかった東京五輪」というよりも、「【森林破壊】にガッツリ関与した東京五輪」ですよね(小冊子に《証拠写真》の記載有り)。
小冊子の12ページには森林破壊に関わる「世界最大の金融スキャンダル」に関わっていた日本の木材商社大手5社と銀行名が分かりやすい図と共に記載されております。
本記事にはあえて記しませんけれども……
木材商社大手5社は「双日建材」「伊藤忠建材」「SMB建材」「住友林業」「ジャパン建材」。銀行は「三菱UFJ」「みずほ」「三井住友」「りそな」「三井住友トラスト」「農林中央金庫」です。
ちなみに上記の企業と関係のある人は(銀行にお金を預けていたり等)、ある意味❝森林破壊に関わる「世界最大の金融スキャンダル」に加担してしまっていた❞ということになってしまうわけです。
ですから常日頃から出来る限り「悪いことをしている企業には利益を与えない」ことが大切なのではないかと思います。
「政治」って、一人ひとりの日常の中にこそあるモノなのだなぁと思います。
公式サイト
※本記事は2025年春以降に追記予定。