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アリゾナ大学研究日記 1

報告  アリゾナ大学意識研究所に所属することになりました。

 1月28日から、本業の宝石・天然石の仕入れの為に、アメリカのアリゾナ州に出張に来ていました。1カ月間の仕入れが終わり、日本に帰る前に、アリゾナ大学の世界でトップの「人間の意識研究所」が近くにあるので、遊びに行きました。

 するとそこで突然スカウトされて、遊びに行った8日後には、意識研究所で私の研究と実験が始まりました。

 一緒に研究することになるのは、私をスカウトしてくれた、スチュアート・ハメロフ教授(意識研究所の所長)、そしてロジャー・ペンローズ博士。

 スチュアート・ハメロフ教授は、1994年から毎年、世界最大の人間の意識の国際学術会議・ツーソン会議を主催して、意識の研究では、世界のトップの1人。

 ロジャー・ペンローズ博士は、ブラックホールが存在することを証明したことで2020年にノーベル物理学賞を受賞します。実はあの有名なホーキング博士の師匠で、ブラックホールの研究は2人で完成しました。

 ペンローズ博士は、「アインシュタイン以来の天才」「世界史上最も重要な科学者の1人」「超天才」と形容されている凄い方です。

 私の役割は2人の博士が1990年代前半から共同で作り出した、量子意識理論(量子脳理論)を科学的に実験で証明すること。初回の実験で最高のデータが取れました。

 そして今年の4月18日から始まる 世界最大の人間の意識の国際学術会議・ツーソン会議に私も登壇することが決まりました。世界をびっくりさせる実験データを発表する予定です。

 驚いたことに、アリゾナ大学のもう一つの学部、仏教研究所からも、研究と授業をしにきて欲しいとスカウトされました。

アリゾナ大学はパブリック・アイビーリーグの一校で、いくつかの学部は世界でも1位と評価されている名門大学です。アメリカ・アリゾナ州のツーソンという街にあります。

アリゾナ大学での生活は非常に刺激に満ちています。「人間の意識の研究」とは別の言葉で言うと「心と脳の研究」です。正に世界最先端の研究で、そこには最新の脳科学(神経科学)とAIも関わってきます。医学、心理学、マインドフルネスと悟りも関わってきます。

ハメロフ教授が勤務のない日はいつも長時間2人で過ごして色々と教えてもらっています。世界最大の意識の国際学術会議を主催しているので、ハメロフ教授と研究所に、世界の最先端の研究や研究者に関する情報が集積しています。あまりに刺激的で、こんな素晴らしい場所に突然所属できることは何と幸福なことだろうと感じる毎日です。そして当然ですが、毎日必死に学術用語などを勉強しているところです。

2年間のコロナによる自粛の期間を終え、アリゾナ大学研究日記を書くことにしました。

 今アリゾナ大学は私が長期ビザを取れるように色々と準備をしてくれています。
 これから数年間はアリゾナ大学に本拠地を置きたいと思っています。しかし、大学は1年の半分は休みなので、今までと変わらない生活も日本で送ることもできます。

 これからは海外在住の研究者として、忖度なく発言することが出来ます。

 写真は私をスカウトしてくれた、スチュワート・ハメロフ博士

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