○○%できたら先に進んで良い!!ー勉強を次のステップへ進める判断の仕方ー
これまでのnoteで何度か、勉強で「基礎レベルを完璧にする」ことの重要性を紹介してきました。しかし、どのように完璧と判断すれば良いのかは話の本筋ではないことが多く、あまり触れてきませんでした。
そこで今回は、そもそも「基礎が完璧になっている状態」とは、どういうことかを紹介します。
完璧とは、「いつでもどのような状況でもできる」ことを意味します。
これを、勉強について一言で言うと、
「いつ、どのような状況でテストをしても、ほぼ即答で全問正解できる」
状態です。
例えば、英単語は英語の勉強の基礎という位置付けなので、これで考えてみるとわかりやすいです。
お子様が使っている英単語帳から抜き打ちで10問出してみてください。
1問出すごとに5秒以内に全部答えることができ、かつ8個以上正解できたら合格です。また、5秒を超えても、思い出し正解することができたら、再度復習が必要ですがとりあえず合格として良いです。
数学、社会、理科…どんな教科でも基礎知識レベルの内容を抜き打ちで試して、8割以上正解できたら、その範囲の基礎は完璧と判断して良いです。
【「完璧」の意味は全問正解できること。ただし…】
ただし、勉強は長期間の時間を見積って進めていくものです。常に100%とはならないこともあります。完璧を目指しつつも、忘れる前に前の内容を復習することが大事です。
常に100%を合格ラインにするとその時の完成度は高いのですが、最後まで進んだ時には最初の内容をかなり忘れてしまっています。
そこで私は、勉強の完成度をなるべく100%に近づけ、かつ前に進んでいくための合格ラインとして、8割を設定しています。
「8割」のラインも適当に定めているわけではありません。これまでの経験から、
「8割覚えていれば復習もしやすく、たとえ忘れていても復習でカバーできる。逆に8割を切ると忘れているものが多く復習の作業が大がかりになってしまい、勉強の効率が極端に下がる」
と感じています。
8割で良いという意味では全くなく、常に完璧を目指しつつも、以下のように戦略的に考えれば少しバッファー(=余裕)を設けておいた方が前に進める、という考えです。
常に100%を狙ってなかなか先に進めないよりは、少し甘い部分があっても8割できていれば先に進み、最後まで進んでから忘れてしまう前にもう一度復習する方が、結果として100%に近づきやすい、ということです。目標設定や定期試験・入試までの日数次第では、9割や9割5分の完成度を毎度求めていくことも多いです。
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