モノ売りならNGとしたい販促活動:数打ちゃ当たる戦法
2020年9月は4連休とある。
私はどこにも出る気がないので連休期間を
起業塾で学んだことなど、これまで溜め込んだことを
出す期間にするつもりで動いている。
今回は販促行動についてあげてみる。
販促行動として散見される数打ちゃ当たる戦法。
ようは誰彼構わずチラシを配り
客の呼び込みをするような行為を指す。
そうした活動は数多く当たるので 利益を得られる可能性はある。
しかしそれを続けると
「造反者(俗にアンチと呼ばれるもの)」を生み出しかねない。
「売り物」というものは
必要な層の人に届けるべきだから価値のあるものであって
誰彼構わず届けていいものでない。
歪んだ自己PR術
Facebookに1日複数回投稿するように教える起業塾もあるようだ。
その中でもやり方をまちがえると繋がった人に迷惑がられるだけである。
何故こんな教えがあるのか?
ようは自分に対して興味を持って欲しいから
最終的に自分の商品を買って欲しい
購買意欲につなげる興味づけをさせるために
そういう教えがあるわけだ。
確かに生存感があるのはわかるが
あまりしつこいとブロックされるか友達を切られる末路が見える。
雑音な情報の連打は
人が多い駅前で誰彼構わずチラシ配りしてる行為と何ら変わらないのだ。
「数打ちゃ当たる」そこに信念はない。
信念を感じない。チェーン展開しているような
量産型を持つ企業ならいくらでも宣伝方法はあるし
後ろ盾があるから良いのかもしれない。
しかし個人事業主でこれをやったらマジでアウトである。
利益として瞬間最大風速は良いだろうが長続きしない。
瞬間最大風速に乗っかって長続きしない故
ドロップアウトする起業家も多い。
個人事業主は自分で営業活動して自分で売って
売り上げを計上しなければならない。
「興味がある」=「モノを売り付けてもいい対象」。
彼らは自らの生計を立てるために販促活動に手段を選ばない。
自分が開催するセミナーや交流会への参加の催促を
Facebookなど利用してダイレクトメッセージで送りつけてくることも日常茶飯事。
こういうことはお金儲け目的でなくても
ちょっと興味を持ってしまったという理由で
自分がファンのアーティストの講演会参加を提示してきたり。
言い方が悪いが、ちょっとでも興味を持つと
彼らはすかさずそこにつけ込んでくるのだ。
彼らの悪気があるなしにかかわらず
お誘いはひっきりなしなのである。
ほんのちょっとでも興味を示したら
あなたは「モノを売り付けてもいい対象」とみなされるのだ。
終わりに・お金落とすなら誰でもいいの?売り手なら誰でもいいの?
ビジネスのあり方・やり方は千差万別だ。
その中でも共通認識としては
「必要な人に必要なモノを売ること、その人に成果を出してもらうこと」
ということが大事になる。
あなたが自分のモノを誰かに売る立場ならば
改めて問うて欲しい。
「お客さんなら、
お金を落としてくれるなら、
誰でもいいの???」
5W1Hがない企業(起業)には信念がない。
個人営業は会社勤めと違って安定した収入が入らないから
顧客の呼び込みは死活問題。
だが、そんな彼らの必死さに押されてはいけない。
いらないものはいらないんだと。
私は彼らに何度も押され屈してしまった人間だ。
だからこそ、それらは断固スルーすべきであるといいたいし
断固としてやってはいけない戦法であると言っておこう。
あなたがモノを買う立場ならば
信念を感じない、いらんものはいらんとスルーすべきなのだ。