悲しくないと嘯いた
脳裏に青色のメロディが飛び散って
形の無い愛を言葉にした
神様は僕に愛される才能をくれなかったから
僕の両手では自らを温めることは出来ないから
だからみんなが持っているそれが欲しくなる
愛されていないと
まるでこの世界にいてはいけないと
大罪の烙印を押されている気がして
今日も僕は苦しいな
誰も僕を求めていない世界で
誰かを求めながら孤独に
自分だけを愛して生きている
誰かに愛されることよりも
きっと僕には誰かを愛する才能がないのだろう
いつの日かなんてもう夢にも見ないから
無味無臭のモノクロの毎日を今日も歩く
半透明な明日はもういらないから
僕に愛をください
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