揺蕩う僕と希う月
ある朝目が覚めて
何もない1日が始まることに涙して
今歩いているこの道は
いつか物語になるのかな
少しだけ陰る月が
今日も僕を嘲笑う
名前の無いお前など
僕と同じく誰も見てやしないのに
煌々と夜を彩っているから
なんの反論も出来やしないんだ
夜空に手を伸ばしていても
いつだって重力が僕の邪魔をして
地にある水面を月と呼び始めてしまうんだ
本当のお前を求めずに
いつまでも偽物を追い求めて紛い物になるくらいなら
何者にもならず死んでいきたい
ある朝目が覚めて
何もない1日が始まることに涙して
今歩いているこの道は
いつか物語になるのかな
少しだけ陰る月が
今日も僕を嘲笑う
名前の無いお前など
僕と同じく誰も見てやしないのに
煌々と夜を彩っているから
なんの反論も出来やしないんだ
夜空に手を伸ばしていても
いつだって重力が僕の邪魔をして
地にある水面を月と呼び始めてしまうんだ
本当のお前を求めずに
いつまでも偽物を追い求めて紛い物になるくらいなら
何者にもならず死んでいきたい