世界は人の心の反映
ルワンダ大虐殺の時の映画
ホテルルワンダや平和の木々
80年代に韓国で起こった国民抑圧の映画
タクシードライバーや弁護人などを見ると
人間の心に存在する愚かさと尊さの両方に
自我の信じていたものを揺り動かされる
平和に暮らしていた人々を分断させ
抑圧する事で残虐性を引き出し
戦わせたり 国家権力を振り翳し
何の罪もない若者や国民を拷問したり
殺害したり
あらゆる国で行われてきた事だし
今も地味に水面下で行われている事だ
だけどそんな世界の有様に
激怒したり失望したりする前に
私たちは自分の心の中を
静かに観察してみた方がいい
そこには支配したい欲求と
支配されたい欲求が潜んでいる
人が集まる集団や単位では
必ずそれが起こってくる
恋人 親子 家族 会社 学校 村
組織 国家
私たちはよくよく気をつけなければいけない
そこに存在しがちの支配被支配のドラマから
自分の心と体が自由であるかどうかを
人を支配するものは他人から支配される
何かを所有したいという欲求によって
人は自分自身を所有されてしまう
あなたの心と身体が本当に望んでいる事は
支配被支配の関係ではないはずだ
愛の本質は自由であり
所有や支配とは無縁のものだ
その事に気づいていよう
私たちの心と身体を過去の支配日支配の
ドラマから自由にしていく事こそ
世界を癒す最初の一歩なのだと思っている