安らぎこそが道

ダン・ミルマンの
安らぎの戦士に出てくる言葉を
よく思い出す

安らぎへの道はない
安らぎこそが道なのだ

人が芯から安らいでいる時
そこには自然の揺らぎが存在している

常に流動的に変化し続ける波の中で
中心は安定しその神聖さは揺らがない

それはシーソーの支点のように
真ん中にあり　今ここにある

この世界には陰陽が存在し
人の中にも光と影が存在する

ハイになったりローになったり
活動的になったりダウンモードになったり
開いたり閉じたりする

どんな状況が訪れても　真ん中に戻り
安らぎに入り　静かに感じながら　
観察する事が出来れば　前進出来る

何かを成そうと必死になるのをやめ
まずは安らぐ事だ

そうすれば　自然と出てくる動きがある

焦って作為的に自ら事を成そうとすると
その自発的な動きを遮ることになる

せっかくの自然な楽々悠々なる働きを
自分で邪魔してしまうのだ

安らぎの中で待つ事が出来る人は
幸いだ

彼らはタオの中にいる自由自在を
体験できるからだ