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余計な力みをそっと抜く
私達人間には余計な力みが入っている
気を張り詰め 息を浅くして 頑張らせるのが
この世の中のシステム教育だから
ノルマとゴールを設定して そこに向かって
一斉に進むよう励まされ 速さと量を競わされる
だけど本来の生命は そんな風には出来ていないのだ
人間の勝手な思いで 好きにコントロール出来るほど
生命力は甘いものではない
無理にその流れを止めたり働かせたりすると
どこかの時点で 必ず壊れてしまう
それは心や身体が 弱いことでもダメな事でも
何でもなくて ただ無理強いをしたから
人間にとって余計な力みを抜くのは
物凄く難しい
すっかり習慣化し 精神や身体も
その状態が安定と思い込んでいたりする
自分の状態を丁寧に優しく観ていく事が
必要になる
どこに力みが隠れているのか
エネルギーが途切れて固まっている箇所に
気づき そっと解いていく
自分の気が張りやすいのは どんな時なのか
過剰に反応してしまうのは 何故なのか
自分の癖に気づき 自分にとって
より自然な状態へと進んでいくように
意志を持つ
生命には 自然な状態へと戻ろうとする働きが
存在する事を信頼し その働きに身を任せていく
そんな風でありたい