罪悪感の正体
罪悪感というのは実に厄介なシロモノだ
人は罪悪感に苛まれると
簡単に操られてしまう
あなたの存在のせいで 在り方のせいで
相手が不幸になっていると言われると
自分が生きていることが申し訳なくなり
人は自分を不幸にしてしまうのだ
それは大抵の場合 心が未熟な大人が
自分の感じている欠乏感や不満を
誰かのせいにしたくて
子供や立場の弱い存在に
当たっているだけなのに
感受性の強い人ほど他者の不幸を
自分のせいだと感じてしまうのだ
他者が自分の思い通りにならないのは
当たり前の事で そんな事で不幸がるのは
全くおかしな話なのだけれど
他の種族より自己肯定ホルモンが
少ない人類にとって
罪悪感を植え付けられのは
自分の存在を消したくなるぐらい
なかなかに致命的なことだ
それは大した悪意なく
ほとんど無意識に受け継がれる
人類の心の病なんだと思う
誰かがどこかで断ち切らなければ
いけない人類のカルマなのだ
その治癒は
あなたの不幸は私のせいではない
私の不幸も誰のせいでもない
わたしもあなたもどう感じるかを選べる
と宣言するところから始まるのだと思う
自分の心や身体の状態を
周りの世界のせいにするのをやめ
自分で責任を取り愛を持ってケアする
不幸の原因のなすりつけあいなどに
参加する気はないという事を
ハッキリ明言して集合意識的病から
いち抜ける事だ
結局のところ 幸せかどうかは
その人の感じる心の豊かさによる
誰かがあなたをどんな風に思おうと
あなたは幸せを感じられるし
感じてもいいのだ
植え付けられた罪悪感を捨て
自分という存在を祝福すること
自分にあなたがここにいてくれて
本当に嬉しいと言ってあげる事だ