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自己紹介~Sierから社内SEへの転職

はじめまして

社内SEでインフラエンジニアやっている「すたびー」です。

就職して12年ほどSierとして勤めた後、社内SEに転職しました。40代です。

Sierをやっていたころは年に数回、学生の方向けの会社説明会に参加して、IT業界とはどんなところか、仕事はどんな内容なのか、などを説明していました。年に数回しかなかったのですが、学生の方の質問や意見を聞くと、そんな考え方があったのかと気づかされる場面やフレッシュな気持ちになれるのが好きでした。

ですので、こちらのnoteでは就職活動もしくは転職活動されていて、IT業界ってどうなの?Sierってどうなの?社内SEどうなの?みたいな疑問にお答えできればと思っています。

就職活動したのは10数年前になるのですが、氷河期時代でかなり苦労しました。その当時知っておきたかったことなどもお伝えできればと思います。

また、現在は社内SEとして応募者の面接をすることもありますので、面接官側の意見も発信していきたいです。

職務経歴

学生時代

大学はそこそこ有名な国立大学に入ったのですが、就職活動したものの全然内定がもらえず、完全に自信を失いました。

その当時は、「第一希望の会社は他にあります」とか言っちゃう学生だったので、落ちて当然なのですが、一番悩んだのは「学生の時に一番力を入れたこと」に答えられなかったことです。今でいう、「ガクチカ」ですね。

理系の学部に入っていて、周りには大学院に進む人も多く、自分も大学院に進みました。

大学院では画像処理の研究をやっていました。結構厳しめの研究室で毎日22時ごろまで研究室にこもっていました。

今思うと、SEやSierを目指すのであれば、画像処理ではなく他の道もあったのかなと思いますが、画像処理の研究の中ではプログラムを学んだり開発したりしていたので、その部分は就職に役立ったなと思います。

また、面接対策としては「面接の達人」を読みこみました。書いてある内容は「真似できないよ」と思うところもあるのですが、「結論から先にいいなさい」とか「具体的な根拠をしめしなさい」などは今の仕事でも役立っています。

その当時のガクチカは「研究を頑張りました」で設定したのですが、それでも何社か落とされました。就職試験で落とされると自分が必要ない人といわれているみたいで、かなり落ち込みました。

今思えば、業界分析と自己分析があまかったなと思います。応募した会社が何を誰に向けて作っている会社なのか、自分が何を作りたいのかをもう少し深堀しておけばよかったなと思います。

例えば、楽天のECサイトのようなBtoCのシステムを作りたいのか、基幹システムを作りたいのかなどです。この辺りは別の記事で紹介できたらと思います。

就職活動時にいまでも心残りなのは第一希望の面接が残っているのに、最初に内定が出たところに決めてしまったことです。今は禁止されているのかもしれませんが、内定の返事を2週間後までにしてほしいと言われ、第一希望の最終面接が受けられませんでした。

その当時は早く就職活動のプレッシャーから解放されたいという思いもあり、最初に内定の出た前職のところに決めました。

Sier時代

前の会社に入社して3か月ほどは新人研修がありました。学生時代にプログラミングをかじっていたこともあり、他の同期よりも先行して研修を進めることができました。

プログラムが元々好きだったので、研修も楽しめましたし、実際のプロジェクトに入っても活躍できるのではないかと思っていました。

しかし、配属希望のところで一つミスを犯してしまいました。

配属希望では「ERPの会計領域をやりたいです。」と書いたうえで、「学生時代にサーバー管理をやっていました。」とプロフィールのところに書いてしまったのです。

その結果、インフラチーム配属になってしまいました。

自分の希望をかなえたいのであれば、余計な情報は出さない方がよかったなと切実に思います。

インフラチームとしてはHWの調達からミドルウェアのインストールまでを行い、プロジェクトの工程としては、提案から運用保守まですべてを行っていました。

本当はアプリをやりたいのにインフラという状態が続き、一度アプリへの希望を出しました。インフラであればリーダーのポジションですが、アプリだとメンバーになってしまい、他の同期や後輩がどんどん昇進していくことにもかなり焦りました。

自分でもパニック状態で、また、インフラ領域に戻ったのですが、いまいち評価されない状態と家計が赤字の状態があり、転職を決めました。

また、転職を決めたもう一つの理由はSierより社内SEの方が先端の技術に触れることができるのではないかと感じたことです。この辺も別の記事で書いていけたらと思います。

社内SE時代

現職では、前職の時に使用していたスキルが驚くほどマッチしており、年収も250万円ほど上がりました。

また、Sierを経験したことでベンダーさんの懐事情やどのように進めたいかがわかるので、前よりもスムーズに仕事を進めることができています。

最後に

仕事や転職を通じて、適材適所って大事だなと思いました。

同じ仕事をしていても評価されないところもあれば、評価されるところもあります。2社しか経験していませんが、Sierと社内SEの内情を発信していき、就職や転職時にミスマッチが起きないようになればいいなと思います。

また、自分にとっても、もっとやりがいや高評価がもらえる会社や仕事があるのか探していきたいと思います。

今後ともよろしくお願いいたします。


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