どう伝わったか
人に物事を伝える時
『伝えたい』と思うのは当然
しかし、それは自分の気持ちの押し付けにはなっていないか?
『伝えたい』気持ちは大切でも
大事なのは『どう伝わったか』
『伝えたい』
というのは自己願望
わかって『欲しい』
聞いて『欲しい』
知って『欲しい』
これは、相手に欲求をぶつけているだけ
自分にそんな気持ちがなくても
相手からしたら『欲しい』と押し付けられた気持ちにしかならない
『どう伝わったか』
と言うのは相手が主体
自分の気持ちを『与える』
相手に寄り添って初めてわかる
表現のちょっとした違いで
伝わり方と言うのは大きく変わる
例えば
仕事なのか人間関係なのか
疲れている人がいる
あなたは元気付けようとする
どう伝えるのがベストなのか?
A『大丈夫?色々あるかもしれないけど、元気出して行こうよ!私だって、キツイけどどうにかやってるんだから!!頑張ろう!!ほら!立って!行くよ!』
B『疲れたね。キツイね。ご飯食べた?私はあなたは色々と大変だと思う。元気のないあなたを見ると、いつも頑張ってるなーと思う。
ちょっと休んでも良いんじゃない?』
Aは
元気を出して『欲しい』
Bは
元気がない日もあるよねー
という受け入れる気持ち。
人によりけりだが、Bの方が、
相手への伝わり方は棘がないのではないか?
日々、人と出会い会話する中でコミュニケーションは避けては通れない。
ならば、『伝えたい』より『どう伝わったか』をイメージして取り組めば良好な伝え方を身につけることが出来るだろう。