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旅は道連れ(短歌) #いりえで書く

先日、有志の集いに変わってからの「書くことに関するお喋り会」へ参加してきた。
そのなかで、このお喋り会と同時に始まったnoteのマガジン「いりえで書く」について次回のテーマを話し合う流れになった。

どんなのがいいかなぁと考えていくうち、そういえば、ここまでマガジンに寄せられた記事って、エッセイ的なノンフィクションに近いものばかりだなと気づいた。
もともと、「スタイルやジャンルは人それぞれ」とマガジンの紹介ページでも書いているようにバックボーンの違う人たちの集まりで、それがよかったんだった。この日のお喋り会でも「ノンフィクションは書けない」と「フィクションは書けない」で意見がぱっくり割れていた。もしかしたら、ノンフィクションじゃないと投稿しにくい空気になっているかもしれない?

あっちゃー。

戦犯は完全に私だ、と、だれにいわれるでもなく勝手に責任を感じている。ウケばかり狙ってずんずんエッセイを投稿していた。(「ここまで過去の恥しか晒してない」とお喋り会で言ったらみんな笑ってうなずくだけでしたが、そこは大人として「そんなことないですよ」とか「でもおもしろかったですよ」とか、そういう善処を望みます)

改めて、「書くこと」ならなんでもアリですよね? を提示させていただきたいので、今回はテーマ「旅行」に沿って短歌の連作にします。

短歌、どうしても縦書きじゃないと嫌なので画像であげさせてください。見づらかったらごめんなさい。

前置きが長くなりました。では、いきます。


旅は道連れ
内臓を浮かす縦揺れだいじょうぶ電車も揺れるえっ指冷た!
南島の川面を照らす虫たちよ光ひとつも作れぬ我よ
瀬戸の海 口から洩れる「はああああ」初めて知った凪の抱擁
海辺とは良さげな棒を探す場所いつからなのか旅のお決まり
知らぬ街ただひたすらに進める歩足裏じんじん旅情もジーン
目を細め黒いシュワシュワ呷る君幸せにするこれからずっと
同じ場所それぞれ違うモノ写すふたりは他人だから道連れ
知らぬ地で向かうスーパー暗闇に溶ける吾のフチここどこだっけ
結局は家が一番帰るたび思える理由忘れぬように
何度でもこすり笑えるエピソード旅の思い出コスパがいいね


はい。お粗末さまでしたー。

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star_of_bba
twitterの人に「ブログでやれ」って言われないようにアカウント作りました。違うブログで台湾旅行や入院や手術に関してお役立ち情報書いてます。よかったら見てください。 http://www.ribbons-and-laces-and-sweet-pretty-faces.site