star_of_bba

ババアの星になりたい。親の看取りや旅行や入院や手術や注文住宅など体験したことをエッセイを書いては本にして文学フリマへ参加しています。よろしくお願いします。

star_of_bba

ババアの星になりたい。親の看取りや旅行や入院や手術や注文住宅など体験したことをエッセイを書いては本にして文学フリマへ参加しています。よろしくお願いします。

マガジン

  • いりえで書く

    • 56本

    間借り書房 いりえのイベント【「書くこと」に関するお喋り会】から生まれた共同マガジンです。スタイルやジャンルは人それぞれ。気負わず、無理せず、否定せず。入り江のように穏やかな場所にしていきたいです。皆さんで少しずつ作っていきましょう🌊

  • 文学フリマあかさたな雑記

    文学フリマ東京38に向けてあかさたな作文で文学フリマにちなんだり自己紹介したりしました!

  • 父を送る

    2022年の冬に亡くなった父親との、親一人子一人で歩んだ最期の半年間を振り返って綴りました。父親は在宅介護ではなく施設へ入居したので、看取りとも介護とも少し違いますが、誰にでもいつか訪れる老いや死について参考にしてもらったらうれしいです。

  • 2020.10

    2020年10月の日記です

  • 2021.02

    2021年2月の日記です

最近の記事

  • 固定された記事

【お知らせ】文学フリマ東京39に出店します!【Qー23】

12月1日に開催される文学フリマ東京39に出店します! 文学フリマとは「自分が文学と信じるもの」を販売する、フリーマーケットです。世の中の本屋さんでは手に入らない本が、ところせましと並ぶお祭りです。大人のお店屋さんごっこ、大人の工作、大人の文化祭です。たのしいよ。 出品作品のご紹介これはうちの弟から聞いた話なんだけど(B6/44ページ/500円) 弟から聞いたちょっと変な話、怖い話の短編集です。何割かは、実話です。 旅のススメ〜エッセイと短歌〜(A6/本文6ページ/1

    • 文学フリマ開催前日までの連続投稿、明日からは作品紹介で誤魔kんっん埋めていける…書ききった……書ききったよあたい……(まだ書ききってはいない)

      • 傘のレンタルサービス利用してみた

        数カ月前、会社の最寄駅に傘のレンタルサービスが設置された。 充電器とかWi-Fiとかのレンタルみたいな感じで、専用アプリをダウンロードしてアプリから申し込み代金を支払い、アプリ経由でモノが置かれている棚のロックを外して傘を取り出す仕組み。 新しいものが好きな私は、ほう……と思い、いつか使う機会があるかも、と思ってとりあえずアプリだけダウンロードしておいた。 アプリをダウンロードして数日後、とうとうその機会が巡ってきた。家を出るときは曇りだったのに、会社の最寄駅についたタ

        • 俯瞰を薦める

          自分のことが大好きでおなじみの私だが、それにしたってみんな、自分のこと嫌いすぎじゃない?嫌いまでいかなくても信じなさすぎじゃない?と、よく思う。 好きまではいかなくても、信頼というか、そんなに悪いやつじゃないくらいには思ってもよくないですか?確実に死ぬまで一生つきあう相手なんだし。そもそも実際にそんな悪いやつって、いなくない? 私が自分のことを『こいつ、いいやつだなぁ』と思うエピソードはいくつかあるんだけど、今日はそのなかでも選りすぐりをご紹介しよう。 あれはたしか、夫と

        • 固定された記事

        【お知らせ】文学フリマ東京39に出店します!【Qー23】

        マガジン

        • いりえで書く
          56本
        • 文学フリマあかさたな雑記
          10本
        • 父を送る
          31本
        • 2020.10
          31本
        • 2021.02
          28本
        • 2021.01
          31本

        記事

          便利な世の中になった

          月曜の朝、会社に向かおうとして最寄り駅で財布と定期を忘れたことに気づいた。 あら~と思いながらモバイルsuicaで改札を抜け、あら~と思いながらコンビニに寄ってpaypayで水を買い、あら~と思いながらランチには会社近くのカフェでパスタを頼み、QUICPayで支払った。帰りもモバイルsuicaでスイスイと帰った。 財布がなくてもいっこうに困らなかった。ほんの3年くらい前だったら、ここまでスムーズじゃなかったと思う。本当に便利な世の中になった。 そう、便利なのだ。現金がな

          便利な世の中になった

          男女差

          先日書いたこの記事の「男性社員ばっかりルールガン無視で書類を出しやがる」話に関して。 『男脳女脳なんてものは無い』ってはっきり分かっているらしい。女の人でこういう、決められた通りに書類を提出するのが苦手な人がいるのも知っているし、男性社員でも数人はルール通り提出した。 わかってる。わかってるけど、それにしたってこの圧倒的な男性のできなさはなんなのよう!と、このときに限らず常々思っていたのだけれど、いただいたコメントでめちゃくちゃ腑に落ちた。 そ、、、 そういうことかーーー

          文学フリマ準備 ポップづくり

          文学フリマに向けて、着々と準備が進んでいる。今週はポップづくりを進めた。 ポップというのは、本屋さんでよく見かける、商品につける小さなポスターみたいなもの。ポスターにすべての情報が入れられなくなってきたので、前々回の文学フリマからポップを作るようになった。 実際にポップを使い始めてからの設営はこんなかんじ。 両方とも、見本棚の後ろにあるポスターはA2サイズ。ポスタースタンドの下に何かしらを置いて高さを出した。文学フリマ東京38では空き缶を利用して、その次にあった文学フリ

          文学フリマ準備 ポップづくり

          ちょっと男子ー!

          サラリーマンにはおなじみの恒例行事、年末調整の季節だ。 私の職場はそこそこ人数が多く、年末調整の処理は他社さんに委託している。システムに必要事項を入力したうえで証明書類などはその他社さんへ送付する。ひとりひとりバラバラに送付すると受け取りに大変な労力がかかってしまうので、部署ごとにまとめて送るのが長年のルールになっている。 で、その提出書類のとりまとめを私がやることにした。社員のみなさんへ『スタババ宛に●日までに提出してくださいね~』という案内メールを送る。案内メールには

          ちょっと男子ー!

          短歌をどう作っているか

          昨日の短歌つづきで。 以前、短歌を始めたnoteに話を書いた。 その少しあとで「いりえで書く」の会があり、そこでも短歌の話をしたのだけれど、他の人ってどうなんだろうと気になったので自分の短歌のとらえ方とか、どうやって作っているとか、書いてみようと思う。 私にとって短歌は、写真を撮るのに似ている。風景とかモノとか、たまたま見かけたワンシーンとか、だれかとのやりとりとか、心が動いた瞬間を切り取って残しておきたい感覚。良い感情もしんどい感情も、強く心に残ったものがあればそのとき

          短歌をどう作っているか

          月ごとの短歌自選5首

          体調がわるわるなので今日は9月から始めた短歌の9、10月各月の自選5首でお茶をにごします。 9月自選5首 知らぬ地で向かうスーパー暗闇に溶ける吾のフチここどこだっけ 高い空似合わぬ暑さテロテロのワンピースから浮かぶ曲線 ただ少し遠く離れるだけみたい終わりでも始まりでもない死 皆が皆己のつらさだけ主張なるほどですねビンタしますね 眠っても暗闇で泣き続けた夜初めて恋を失くした高二 10月自選5首 将来を押し付けられたくないから半年分の定期買わない あっホクロもし

          月ごとの短歌自選5首

          本作りやらかし図鑑2「大きくて低いもの、なーんだ?」

          文学フリマ参加通算7回目になる私の、過去のやらかしをご紹介。俺の屍を越えていけ。 図鑑1はこちら 「大きくて低いもの、なーんだ?」 6回目の参加となる文学フリマ香川に向けて本作りを進めていた頃、私は「折り本」というものを知ってたいへんに惹きつけられた。 折り本とは、一枚の紙を折って本の形にするタイプの本だ。A3サイズの紙で作れば、片面で8ページの文庫サイズの本にできる。 折り本を知り、調べてみて最初に思ったのは、「かわいい……」だった。本が好きだと頷かれる方も多いと

          本作りやらかし図鑑2「大きくて低いもの、なーんだ?」

          本作りやらかし図鑑1「汚ねぇトンボ」

          2021年から文学フリマ東京に参加するようになって今回で6回目だ。文学フリマ香川にも1回参加したので、トータルすると文学フリマへの参加は7回目となる。年数にすると3年め。 文学フリマ参加を始めた理由が「本を作ってみたい」だったので、本作りを始めた歴も同じになる。そろそろ初心者扱いはしてもらえなくなるころだ。 にもかかわらず、今でも本作りの工程で信じられないやらかしをする。私はとても恵まれた環境にいて、夫をはじめとしてSNSでつながったお友達も印刷業界に明るい人が多いのだけ

          本作りやらかし図鑑1「汚ねぇトンボ」

          寒いのが苦手

          ここのところ、ようやく長い長い夏が終わった感じがある。秋は瞬きしている瞬間でいなくなってしまった。 私は寒いのが本当に苦手だ。身体的にもアリアリと苦手症状が出る。まず、朝、起きられなくなる。目が覚めにくくなるし、目が覚めても布団から出られない。寒いから。布団から出ても『寒い』一択しかなくて、『慣れたらあたたかくなる』とかがない。布団から出るきっかけというか、布団を出るにあたって前向きな見通しが1個もない。それなのに出なくちゃいけない。意味がわからない。 気持ちもふさぐ。寒

          寒いのが苦手

          若気の至りだった元彼との話

          20代すべての年月、同じ人と付き合っていた。その人は、私と同年代で、付き合う前に負った大怪我をきっかけに仕事を辞めて、その後、怪我が完治してからも働いていなかった。正確には、仕事を見つけてからだいたい1カ月しないうちに辞めるので結果的に働いていない時間のほうが多かった。辞める理由はほぼ毎回一緒だった。同僚や先輩から、なにか強く言われるとつらくなって無理になるらしい。なんどかそういうことを繰り返した結果、週1~2回、短時間のアルバイトで落ち着いた。 ずっと一緒にいたかったし結

          若気の至りだった元彼との話

          新刊が刷り上がりました!

          文学フリマ東京39に持っていく新刊とポスターが納品されました!やったね! まずは、ポスターからご紹介です! 夫に辱めをうけました。 出す本が多くなりすぎた&今回、初めてのビックサイト開催&出店数過去最多ということで、とにかく必要最低限の情報が通りすがりでも目に留まるように、と考えて新刊と直近の売れ筋だけに絞ったポスターを作りました。うまくいくかなぁ。 そして印刷は今回も安定のポスターラボさんでお願いしました。色の出し方が本当に神業すぎる。いつもありがとうございます。

          新刊が刷り上がりました!

          会社でのヒトコマ

          年末が近づき、仕事が忙しくなってきた。 一緒に働いている若手ちゃんも例外ではなく、ここ最近は珍しく残業が多い。多いっていっても日に1~2時間程度ではあるけれど。続けばそれなりに疲れるし、私はとにかくアンチ残業過激派なのだ。 1日2日は様子を見ていたが3日めには声をかけて一緒にタスクを整理し、引き受けられることを引き受け、これは今すぐじゃなくても大丈夫だよと改めて伝えて少しだけ軽減させた。 少しだけの軽減なので、がんばってもらうことに変わりはなかったが、そこは本人のスキル向

          会社でのヒトコマ