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3. Posture(姿勢)

Clubhouseはじめました。
10日くらい経ちますかね。

私自身、好奇心旺盛で、いろいろなことに興味を持つタイプです。
新しい情報はどんどん取り込みたい。

それが弱点になることも…。
何でもかんでも興味を持つので、手を広げすぎて収拾がつかなくなることがあり…。

それでもアンテナは張り続けたい。
アウトプットの機会を増やしていきたいと思います。

ということで、早速お誘いいただきスピーカーデビューしたのがこちら。

2021.2.22(月)21:30から約1時間、私の命の恩人と一緒にトークさせていただきました。

内容は、「小・中学生のときに身につけておいて欲しいスキル」「女性指導者との繋がりとこれからのビジョン」というような感じで進んでいきました。

話したことについて記しておこうと思います。

PG(ポイントガード)の役割

スキルよりもマインドの話になってきますが。

PGの役割というと、いわゆる司令塔であり、「オフェンス時にチームに指示を出し、得点シーンを作る」というようなイメージがあるかと思います。オフェンス時はコート全体を見ることができるポジションであり、リードする「声」が重要だと考えています。

では、ディフェンスではどうでしょうか。

PGは相手のPGをマークするケースが多くなりますよね。そうすると、味方はPGの背中をみてプレイすることになる。つまり、ディフェンスでのポイントガードの役割といったら、「姿勢」でチームにメッセージを発していくことだと思うのです。

プレッシャーをかける「姿勢」を見せたら、他のプレイヤーも連動してプレッシャーをかける準備をしなければ、いいチームディフェンスにはならないですよね。

PGは、ディフェンス時に「姿勢」で伝え、オフェンス時に「声」で伝える。

C(センター)の役割

先のPGの役割を踏まえて、Cの役割を考えてみます。

オフェンス時に一番体を張ってプレイしなければいけないのがCです。ペイントエリアは戦場ですから、体をぶつけながら、ボールに飛びついたり、シュートをねじ込んだりするわけです。その「姿勢」が味方に良い影響を与えてくれます。

そしてディフェンス時も、もちろん体を張るのですが、Cはディフェンス最終ラインを守ることが多くなります。つまり、コート全体を見渡すことができるポジションになるわけです。味方は後ろの状況は確認しづらくなりますから、最終ラインの「声」がどれほど大事かは想像がつくと思います。

Cは、オフェンス時に「姿勢」で伝え、ディフェンス時に「声」で伝える。

なぜこの考えにたどり着いたか

確か、大学時代だったと思います。この頃は、「声」と「ルーズボール」に生き残りをかけていた頃。そして、チーム内での役割は、シックスマンでした。

監督から求められていたことは、ゲームの流れを変えることでした。ベンチから送り出されるときに監督からかけられる言葉は「盛り上げて流れ変えてきてくれないか」でした。私は、この仕事に全力で取り組みました。

ただ、私にはビックプレイをする身体能力もスキルもなかったので、「声」と「ルーズボール」に精を出すことしか武器がありませんでした。そこで、始めたのが、ディフェンス時に床を両手で叩き、相撲の四股を踏むような低い姿勢で構えることです。そんな姿勢は、バスケのプレイにおいては、動きにくくて仕方がない…笑

それでも、「姿勢」を見せたことで、何かしらの影響を与えられたと自負しています。それは、相手に対しても、味方に対しても。

バスケットボールは1人がサボるとピンチを招いてしまいます。逆に1人で頑張っても、連動しなければ、これもピンチを招いてしまいます。私の気の狂ったようなパフォーマンスに、連動してくれた仲間に感謝です。

「姿勢」と「声」で…

何を伝えられるか。見ている人の心を動かすことができるか。
人のために自分のプレイをするわけではないけど、きっとそのくらいのエネルギーがあれば、結局は自分にそのエネルギーは返ってくると思うのです。

だから私は、コーチになった今も、誰よりも声を出して、誰よりもエネルギッシュにいたいと思うのです。

選手が主役なのに……………汗。

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