わかりにくい聖書。ガラテヤ人への手紙をギュッと要約してみた。 ガラテヤ人への手紙3章13〜14, 26〜29節「福音とは?」 契約を守ってくださる神12 守谷キリスト教会礼拝説教
下記は、
ガラテヤ人への手紙でパウロが
「福音とは何か」について、
語っていることをまとめたものです。
ガラテヤ人への手紙の要約、骨子でもあります。
『キリストは、
今の悪の時代から私たちを救い出すために、
私たちの罪のためにご自分を与えてくださいました。
私たちの父である神のみこころにしたがったのです。
この神に、栄光が世々限りなくありますように。アーメン(1:4~5)。
キリストは、
ご自分が私たちのためにのろわれた者となることで、
私たちを律法ののろいから贖い出してくださいました。
「木にかけられた者はみな、のろわれている」と書いてあるからです。
それは、アブラハムへの祝福がキリスト・イエスによって異邦人に及び、
私たちが信仰によって約束の御霊を受けるようになるためでした(3:13~14)。
あなたがたはみな、
信仰により、キリスト・イエスにあって
神の子どもです。
キリストにつくバプテスマを受けたあなたがたはみな、
キリストを着たのです。
ユダヤ人もギリシア人もなく、
奴隷も自由人もなく、
男と女もありません。
あなたがたはみな、
キリスト・イエスにあって一つだからです。
あなたがたがキリストのものであれば、
アブラハムの子孫であり、
約束による相続人なのです(3:26~29)。
キリストは、
自由を得させるために私たちを解放してくださいました。
ですから、あなたがたは堅く立って、
再び奴隷のくびきを負わされないようにしなさい(5:1)。
キリスト・イエスにあって大事なのは、
割礼を受ける受けないではなく、
愛によって働く信仰なのです(5:6)。
兄弟たち。あなたがたは自由を与えられるために召されたのです。
ただ、その自由を肉の働く機会としないで、
愛をもって互いに仕え合いなさい。
律法全体は、
「あなたの隣人を自分自身のように愛しなさい」という
一つのことばで全うされるのです(5:13~14)。
割礼を受けているか受けていないかは、
大事なことではありません。
大事なのは新しい創造です。
この基準にしたがって進む人々の上に、
そして神のイスラエルの上に、
平安とあわれみがありますように(6:15~16)。』
この福音理解を混乱させるものと、
パウロや宗教改革者ルターは戦いました。
契約を守ってくださる神がおられるから、
私たちはこの福音に何も付け足さず、
何も差し引かずに、
そのまま福音として受け取ろうではありませんか。
【本日の説教を振り返るために】
あなたをこの福音から引き離す考え方や事柄、心配事はありますか?