《読書感想文》リーダーは話し方が9割
こんばんは!
少しお久しぶりになってしまいました。仕事に復帰して毎日楽しく忙しくしております♬
今日も読書感想文をば。
先日お休みで、朝5時半からひとりずつ起床したのですが、早起きのスーちゃんが8時半ごろ眠くなりだしたので、
ヨッシャ!と思い、スタバへレッツゴー!!
TSUTAYAで本を選ぶ私が押すベビーカーで、スーちゃんは朝寝。(ᵕ ᵕ)スピー
もうすぐ大ファンの内田舞先生の予約購入した本も届くのに、読めるかな?と思いながら手に取ったこちらの本。
(内田舞先生の書籍の感想も絶対に書かせていただきますッ!)
仕事に復帰して早々、2年目の子とペアになって仕事をしたんです。
ケアの優先順位とか観察のポイントとか褥婦さんとのコミュニケーション等、私も感覚を取り戻しながらのケアの中、指導する場面もあり。
どう伝えればよかったんだろ?どう表現すれば伝わる?どういえば刺さってくれる?どういえばこっちの世界に引き込める?
といろいろ考えてしまったり。あれでよかったのかな?伝わったのかな?またやりたい放題やっちゃったかも、なんて反省点が沸々と……。
リーダー業務も入っていくし、後々でも役に立つかなと手に取って目次から読み進めていきます。
まず、めちゃくちゃ読みやすい。
スタバのメロンフラペチーノを啜りながら、黙々と読めちゃいます。
(メロンフラペチーノ、去年の出産の時期に出ていて散歩がてら飲んだりしてたので、懐かしのアイテムです♡)
母乳育児支援って、どこか難しくてとっつきにくいというか、重要性があまり伝わらないんですよね。これが私の悩み。
「ママの選択を支援する」これが理想なのですが、これがなにより難しい。
そして、年間1,000人以上生まれる当施設では、分娩直後から安全に母乳育児支援をするには、スタッフが足りていない。
スタッフの知識不足や、支援に自信がないスタッフも多く、苦手意識を持つスタッフが多い現状があります。
(正直なところ、産後はママ休んでねって赤ちゃんをベビー室で預かってこちらでミルクをあげる方が、スタッフは楽だったり、するんですよ…!)
新人さんにはオリエンテーションでお話をしていますが、先輩とペアで仕事をすると、先輩の「やり方」をパターン化して覚えたり(あえて支援とは言わない笑)、個別的な支援ができない…
なにをどう伝えれば、いいのだろう!?!?
そもそも私が思う「母乳育児で世界を平和に!」なんてアーニャみたいなノリだから伝わらないんですかね!?スケールでかすぎ!?
(私の想いとしては、母乳率を上げたいというより、せめて低下した母乳率を元に戻したい、という気持ちです)
私の想いが伝われば、ケアが変わる!なんてことは思っていません。
チームで褥婦さんたちをみているから、いろんな人の考えがあるし観察のポイントは人それぞれで、すべて正しいのです。
ただ、ママたちが、楽しく育児ができるように、自信をもって、赤ちゃんとおうちに帰れるように、
そして、これから赤ちゃんが歩いていく人生のスタートをママとともに少しでもいいものに!
みんなもそう思ってケアにあたっているはず。忙しい中でもその気持ちを思い出してほしいな、なんて思うわけです。
毎日いろんなスタッフとペアになってケアについていけば、スタッフそれぞれ個性があって、いろいろ考えまず。
私もまだまだ日々学び、学びを深めていく立場にありますから、一緒に働くスタッフから学ぶことはたくさんある。
想いが強すぎて喧嘩みたいになってもダメだし、、、ということで、この本からたくさんのヒントをもらいました。
人の欲求のからくりを知る。まずここから!
自己肯定感と自己重要感。なるほど。
私は物心ついたころから「褒められて伸びるタイプ」と自覚しているのですが、笑
「お前は褒めると調子にのるからダメだ」とか言われたり、怒られたり貶されたり、調子にのるなちゃんとやれ!の世界にいました。笑
すると、全然ダメなんですよね…
私も先輩たちと一緒にチームの一員になりたい!って思うのに、全然期待に応えられないとか居場所ないと思っちゃって。
でも今の職場に新人助産師として入職したとき、ここでは先輩に褒めてもらえることが多くて、仕事が大好きになりました。
「そうだそうだ」と確信します。
うまくいくリーダーが自然とやっている「フォーユートーク」、
相手を主役ににして話す、疎外感を与えない、相手を否定しない、相手が自分の未来にワクワクできるように話す、など、これはスキルだなと思います。
自然と人を巻き込む主語のルールには、目からうろこでした。
たしかに、「私たちはね」と話すと自然と同じ目標を共有できる!!
でも、目標より目的を伝える、これにはめちゃくちゃ納得でした。目からウロコ( ・ ・̥ )
母乳育児を支援するその先にあるもの、みんなのビジョンをのぞいてみたくなった。
その先で私が見ているものも伝えてみようとも思いました。
私が母乳育児支援が大好きなことは、先輩たちはよくわかってくれています。
「おっぱい大好き」これは私の口癖で(〃▽〃)ポッ
なので先輩は私の話を聞いてくれたり意見を求めてくれたこともあって。(ありがたい…!)
でも聞かれてもないのに母乳カンファレンスで前のめりになって「えっ待ってでもさ…」なんてついつい発言してしまったり
みんな(スタッフ)は赤ちゃんが育てばミルクだっていいなんて思ってるんでしょなんて思っている節があって
ついつい母乳の素晴らしさをペラペラ喋っちゃって「ハイハイ」なんて顔されることもしばしば…
後輩には、無意識に「教えよう、教えよう」と率先して観察ポイントやアセスメントを伝えてしまうんですよね。
これがダメなんだよなーーーーーー!と思いながらも、ついつい…
そう、ダメです、もちろんダメ。ダメって書いてあります。笑
「優秀なリーダーほど話さない」
話す力と聞く力、そして「話さない力」これ大事。
やっぱり大々的に「哺乳類は!母乳で育つ!」なんて言っている先輩にはその先輩のやり方に自然と従うしかなくなるのです…
疑問点などきっと浮かびませんよね、きっと私が無意識にみんなをコントロールしてしまうんだろうなって反省しました。
(ただでさえ目立つタイプだし、ボリュームもでかく、存在感があることは自覚しておりますので…)
そっと貝になって後輩が自ら気づき考える機会を奪ってはならないと、実感したのでした。
私が使う「あなたはどう思う?」はかなり圧があったと思います。
後輩がアセスメントに自信ないんだろうなって感じるし、私に言われる「どう?」はたぶん私の顔色を窺わせていたかもなあ…
「うん、いいねえ」「一緒に考えようか」「大丈夫」「なるほどそんな考えもあったんだね」
このへんの”自己重要感を高める魔法の言葉”を胸に、私は「土台」にならなきゃって思いましたよ。
あと私がそうなんですけど、先輩とペアになると、私が率先的に動いたり、指導をしてもらうのでなんとなく試験みたいな気分なんですよね。
普段の振る舞いをチェックしてもらうみたいな…なので緊張感もある。
でも私は後輩にはそう思ってほしくないし、私はどんどん自分の振る舞いを後輩に見てもらっています。
こんな言い方や関わり方もあるんだなって思ってもらう程度でいいんです。
コロナ禍であまりプライベートな交流などがもててなくて、スタッフひとりひとりのことあまり知れてないなあと思ったりもして、
これからは積極的にいいところ探ししようって思いましたし。
夜勤とかで修羅場をくぐりぬけていく必要もこれからたくさんあるので、
みんなのモチベーションをうまくあげられるとか、同じ方向を向ける、導いていける先輩に、リーダーに、私はなりたいと思うわけです。
やっぱ仕事が好きとか、楽しいとか、まあ疲労度とかストレスとかもありますけど、
気持ちが乗ってないといいケアってできないよねって思うんですよね。
だからひとりでも多くの笑顔や幸せや健康のために!私は頑張りたいと思うわけです。
私は理想主義で見ているビジョンがめちゃデカみたいなんですよね。笑
私という人間を知ってもらう努力も必要なのかもしれないなあ。多分、「何この人?」って思われてる率高いと思います………。
さて、感想文といっていいのかわからない感じになりましたが(笑)
リーダーと聞くとちょっと「んー」な方も多いかもしれませんが、
この本の帯には、後輩がいたり、子育て中だったり、そういう方にも!と書いてあって、いろんな方が楽しく読める本だと思いました!
私もまだまだリーダーなんて言える働きはしてませんが、これだけのヒントをもらえたので(*`・ω・´)
ああまた、ダラダラ長くなってしまいました、それではこのへんで!!
次の読書感想文は、内田舞先生のソーシャルジャスティスだと思われます!!笑