amiinAのライブを初めて観た
観たのはこれ。
ヤナミューとamiinAのツーマンライブの配信。
両グループとも完全に初見でした。
amiinA presents『E.O』(※リンク切れ)
配信チケットを買うに至るまで
ダラダラと自分の話を書いてるだけなのでライブの感想だけ読みたいって方は目次から次の章に飛んでください。
事の経緯は8月6日の『GIG TAKAHSHI tour 2020 ツアーファイナル 配信ライブ』から。
この配信に私の推しであるところのスタプラアイドルたちが4組出演しており、チケットを購入。(4組は出演順にAwww!、B.O.L.T、CROWN POP、アメフラっシ。中でも特に推してるのはアメフラっシです。)
仕事終わりに途中から配信を見て、愛来の歌が今日も良いなぁと大満足。
推しの出番が終わった後も名前聞いたことあるようなグループが多かったので、晩御飯食べたりしながら流し見してたら初見のグループでも何曲か好きだなと思える曲が見つかって良い気分になったんですよね。
2月のフェスぶりに観たまなみのりさとか、エイベのアイドル祭で矢口真里とユニット組んでた大阪☆春夏秋冬とか。
良い気分でアイドルの音楽を聴いてたら楽しくなっちゃって、その勢いでいくつかのグループは配信ライブのチケットを買いました。
いいよね~配信ライブ。
推しの配信ライブは「現場行きてえ~~!!!」って暴れたくなるからメリットデメリット両方あるけど、推しじゃない「ちょっと気になってる」くらいのグループだと2000円~3000円くらいで気軽にワンマンやツーマンが見れちゃうっていうのはかなりコスパが良い。
リリイベだと曲数が物足りなかったり、行くだけでも時間とお金かかるし推しのリリイベと被るし……と気軽に覗けないけど配信なら移動時間ゼロ。推しと被ったらアーカイブで見ればいいし。「ライブをちょっと見てみよう」までのハードルが下がる下がる。
デメリットは、生ライブの会場の熱量が分からないことくらいかな。
現場のオタクの熱量でより熱く感じられるライブもあれば、現場のノリが合わなくて「not for me」になっちゃうこともある。それはやっぱり現場に行かないと分からない空気感よね。
話が逸れまくってる。
で、そんな風に思っていろんな配信ライブを観てみたい気持ちが高まってたところ、フォロワーさんから「それなら、amiinAはいかがですか? アーカイブの期限は今日までですが……。」と声をかけて頂きました。
これが8月8日朝。
amiinAって名前は「あーなんか聞いたことあるな?」って程度。なのでとりあえず、起きがけにググってみる。
アミとミイナの二人で始めたから、amiina(アミイナ)。で、ミイナが抜けて今はアミとミユの二人でamiinA。
そして、近いうちに解散するらしい?
5月に解散する予定がコロナで延期になってるらしい??
解散延期中アイドルの配信ライブアーカイブ期限0日前。
なにこの終電一本前に飛び乗ったみたいなギリギリ具合。しかも電車は遅延中ときた。通常運行だったら間に合ってないじゃない。
そんな情報をWikipedia等でさらっと目を通して、YouTubeで動画を漁る。
やっぱりライブ映像が観たいな。あと、今回のライブでやってる曲が良い。
ネタバレ上等。
というか、この時点では、予習してあんまり刺さらなかったら買わないつもりでいた。
公式チャンネルで公開されてるライブ映像から3-4つくらい観た。
『Jubilee』『eve』『リフレイン』とあと『Canvas』もだったかな。
『Jubilee』を観て「あ、これ良いな」と思って、次の『eve』も良かったから「お、ちょっと気になる」と思って即座に配信チケットを買った。
配信ライブは会場までの移動手段を調べなくていい。
だから観たいと思った瞬間にチケットを買える。
チケットは2000円だった。安い。気軽に買えてしまう価格。
GIG TAKAHASHIの配信ライブも2500円だったけど、どこも安すぎてビビる。
ねえ、その価格設定で大丈夫?
なにはともあれいよいよ配信ライブ鑑賞へ。
今回はamiinAのことだけ書くnoteなので省略するけどヤナミューもちゃんと全部観ました。
ライブ感想
ざっくり感想を言うと……めっちゃ良かった。
衝動的に感想note書いちゃうくらいには興奮した。
音楽的なことは詳しくないけど、とにかく「良い楽曲」がそこにあって、その楽曲の世界観を120%表現したパフォーマンスがあって、さらにその中に粗っぽさというか良い意味でアイドルらしい熱量が感じられて、すごく好きなライブ、すごく好きな音楽だった。
Twitterで「amiinA_EO」ってタグでスクショ拡散が推奨されていたので、有料配信だけど画像は出していいかなと思ったので以下感想では画像多めにしてます。
まず登場して、ステージに背を向ける二人。
この照明に照らされた姿があまりに神々しくて美しかったから、「おおっ、これはものすごいステージが始まるぞ」と期待値がグッと上がった。結論から言えば、この期待値をはるかに超えるステージがそこにはあった。
1曲目『Rising』は静かなイントロから始まって「魅せる系の曲かな?」と思った瞬間にアップテンポの明るい音楽にガラリと変わって、「amiinAです!」と叫ぶショートヘアの女の子(Ami)がまた元気いっぱいに素敵な笑顔だったから、もう一瞬で「楽しい!!!」と心をわし掴みにされてしまった。
amiinAのダンスは振りのひとつひとつが大きくて、とても「魅せるダンス」だと思った。すごく楽しそうに、跳ねるように踊る。身体を動かしたくなるようなメロディでは腕や脚をめいいっぱい動かして、静かなメロディでは静かに、けれど力強く踊ってた。1曲の中で静と動の両方が表現されている曲がいくつもあって、ジェットコースターのようだった。
「世界観を表現する」ことが上手な二人だなって思った。
音と照明とダンスがぴったり同じものを表現しているように感じられて心地よかった。
ステージ上にはたった二人しかいないけれど、それを「少ない」とは思わせないダイナミックさが二人にはあった。
そしてその「二人」という特性を生かした、向かい合って踊るシーンは見ていてワクワク楽しくなった。
向かい合う以外にも、背中合わせとか、シンメトリーの振りとか、ああ美しいなって感じる瞬間がたくさんあった。
これは『allow』でぐるぐる回ってるところ。カメラがちょうど切り替わって二人の表情が見れたんだけど、アイコンタクトして自然と笑顔が零れるところが最高に尊い。
『allow』の次に披露された『Jubilee』は、前述の通り私がこのライブを見ようと決めたきっかけになった曲で、終わってみたら2番目に好きな曲になってた。(1番目は後述)
『Jubilee』はとにかく歌が好き。
何度も繰り返される「ボーイ」という歌詞の歌い方が大好き。
「ボ」の音の爆発力。エネルギーが弾けるようなパワフルな「ボーイ」を何度も聴く度にヤミツキになってしまった。
ちなみに歌詞を調べたら24回「ボーイ」って言ってるらしい。
連れてってよボーイ
この空の飛び方教えてよ 今すぐに
歌詞のように飛んでいきそうなほど爽やかな歌声が最高に気持ちいい。
いやごめん画像見たらもう飛んでたわ。これは完全に飛んでますね。
歌からもダンスからも溢れんばかりの躍動感が伝わってきた。青春だった。
MCを挟んで次もまた予習で好きになった『eve』。
これはロングヘアの女の子(Miyu)の長いソロパートから始まるのだけど、その歌いだしが本当に綺麗で綺麗で。
この眼差しの透明感を見てほしい。これがそのまま歌にも表れてるんですよ。
天使が舞い降りる瞬間を見ているようだった。
『sign』では前述の「向かい合う振り付け」があるんですが、それがこれ。
お互いのマイクを向けあって歌い、もう片方の手を重ね合う。
いやこんなんオタク大好物じゃん。好きに決まってるじゃん。この画像見ながら白ご飯食うわってレベル。
そしてこのライブで一番好きになった楽曲がこの『RunBlue』。
「狼になって叫びましょう!」という煽りから始まり、上に向かって「ワオーン!」と遠吠えしたり狼の爪や動きを想起させる振り付けがあったり。
スカートの裾を持ってしっぽのように振るのも可愛かった。
そして何より好きだったのはサビの楽しさ。サビ前のロングトーンに「うわーめっちゃ良い!!!」と唸ってたところに突然飛び込んできたホーンの音にテンション爆上げ。歌もダンスも激しくなって、楽しいの波が押し寄せてくる。
amiinAの楽曲、曲の中で印象がコロコロ変わる曲が多くて、良い意味で裏切られる。飽きない楽しさがある。
1つ目のサビでは驚きと楽しさが同時に襲ってくる。2つ目のサビでは「くるぞ、くるぞ……キターーー!!!」ってもう待ち構えてる自分がいる。笑
待ち構えてる時間すら楽しくて仕方がなかった。
1つ残念なことは、この『RunBlue』はMiyu加入後のライブ映像が公式から出ておらず、MVもなく、配信でのみ現体制の音源が聴けるということです。
うう、全世界の人に見てもらいたかった……。音源だけでも聴いてほしい。
それから歌唱のことも書いておくと、私はエモいロングトーンとか大好物なオタクなんですが、amiinAの二人は二人ともエモくて最高だった。
二人の歌唱はとにかくバランスが良い。どっちかが強すぎることもなく、弱すぎることもなく、二人がちょうどいいバランスで、ちょうどよく強い歌を持ってる。
だから聴いていてあまり癖がなくて聴きやすい。
私の好きなスタプラアイドルたちは個性がバラバラなメンバーが集まってるから歌声も当然バラバラでそれが良い意味でフックになってそんなパフォーマンスも当然好きなんだけど。
amiinAの歌は良い意味で癖がなく、それがamiinAのステージの世界観をつくる上で良い方向に作用していると思った。
歌もダンスも表情も楽曲も照明もカメラワークでさえ。すべてが一つの世界観をつくり上げているのがamiinAというグループなのだと私は感じた。
ライブのラスト2曲で歌われたのが『Canvas』という曲で、おそらくこの曲はamiinAにとって特別大切な曲のようなんですが、それを抜きにしてもこの曲の持ってるパワーはすさまじくて。
これは現場で完成する曲なんだってことはすぐ分かった。
満員の客席で会場一体になって拳上げてシンガロングする曲なんだって。
この光景を見ながらちょっと泣きそうになった。
私もこれになりたい。これの一部になりたい。
パンパンのライブハウスで隣と肩がぶつかったりしてそれを煩わしく感じながら、それでも腕を指を伸ばして叫びたかった。
amiinAの表現する世界観を観るのが楽しい一方で、それは「地蔵になってただ観ていたい」というものではなく、身体を動かして汗をかきながら「amiinAの音楽を浴びたい」と思った。
私もamiinAの世界の一部になりたい。
amiinAのライブ現場行きてえ~~~~~!!!!!(大の字)
まだ、間に合うよ
こんなギリギリに飛び込んだ私が言うのも変な話ですが。
2020年5月3日に解散してしまうはずだったグループ、amiinA。
推しは推せるときに推せって言うけど、私にとってamiinAは「推さずに終わってしまうはずだったグループが、こんな世界的危機のせいで、おかげで、推せてしまったグループ」です。
私の他にもそんな人がいるんじゃないかと思って、「今ならまだ、間に合うよ」と思ってこのnoteを書きました。
電車が遅延したおかげで、終電はまだきてないので。
本日、ギュウ農フェス。
ニコ生にて無料配信があります。
19:10からamiinAが出ます。
アーカイブもしばらく残ります。
タイムテーブルは以下。
このnoteを見て「ちょっと気になるな」と思った方、ぜひ。
まだ間に合うよ。
私が予習に使ったライブ映像も載せておきます。
今Youtubeの履歴を確認したら、『Canvas』ではなく『Caravan』を予習してた。曲名似てるから見間違えましたね。笑
解散ライブは配信あるのかなあ。あるなら絶対見たいなあ。
叶わくば、現場に行きたいなあ。
だってこんな太陽のようなキラキラ笑顔の二人、見ないで終わるなんてもったいないよ。
P.S. こんな素敵なグループを教えて頂いてありがとうございました。おかげ様で、間に合いました。
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