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笑顔と涙を共有した 桜エビ〜ず新宿BLAZEワンマンライブ レポ

2019.09.22 『桜エビ~ずワンマンライブ in autumn 2019~食欲の秋!読書の秋!桜エビの秋!~』に参戦してきました。

新宿BLAZEはキャパ約800人。桜エビ~ず至上最大キャパのワンマンとなりましたが、公演の三週間前にチケットは完売となりました。
12ヶ月連続配信シングル、対バン、アルバムリリースなど、この一年で精力的にアプローチしてきた桜エビ~ず。熱量が高まったファン約800人が新宿BLAZEに集いました。

セトリはこちら。

ライブレポ(雑記)

毎度のことながら全くメモ取ってないのでうろ覚え箇条書きです。
曲とか違ってたらご指摘ください。
あと推しばっかり見てるタイプのオタクなので8割くらい空ちゃん(茜空)の話しかできません。

まずは新衣装で登場。蛍光黄緑の衣装。ティンカーベルとか、バズ・ライトイヤーとか、メンバーによって呼び方が違うんだとか。

(新衣装を着た公式ツイートがこれしかなかった)
上半身の丈が短く、動くとお腹が見える見える。ヘソは見せないのは流石のスタダコード。
茜空ちゃんのお腹はセクシーというより健康的なお腹でした。今日はお腹ばかり見てました……(ゴメンナサイ)。いやでも茜空ちゃんのお腹が細くて細くて……。頼むからもっと美味しいごはんたくさん食べて肉つけてくれ……(過保護)。

1曲目『オスグッド・コミュニケーション』で始まり、しかも新衣装ということもあってファンのボルテージが高い。
私はみっぴ(桜井美里)が声出せないと知らずに「あれっ?」と思いながら見てたら「未来の王子様いますか?」で声出しそびれました。一生の不覚。

タリルリラ』の「空想たられば~」か「イートマキマキ」のペアになるところで空ちゃんとめっち(川瀬あやめ)が肘でどつき合ってたのがガキンチョ感あって良かった。

灼熱とアイスクリーム』の空ちゃんの表情が終始切なくて儚げで良かったですね……。
みっぴのソロパート「君は夏の魔法?」代役だったと思うんですが、綺麗な高音がエモくてちょっと泣きました。
空ちゃんの表情見たら空ちゃんも泣くのを堪えてるような顔に見えました。

Magik Melodey』の歌い出しみっぴパートがもあちゃん(芹澤もあ)代役だったんですがこれがめちゃめちゃ良かった。みっぴと声の質が全然違うので、すごく新鮮でした。
あとマジメロの「1.2.3.4. これでバーン!」でみっぴちゃんにレス付きバーンされました。完全に目が合った。可愛かった。
みっぴちゃん声出せない分マジメロ以外でもずーーっとニコニコ笑顔で一生懸命踊って、レスもたくさんしてくれていて可愛いの権化でしたね。

めっちは『Magik Melodey』に限らずなんですけどライブ中何度か目を合わせてくれました。めっちは本当によく目が行き届いていて、推しばっかり見てる私ですら「あ、今こっち見てるな」と気づくんです。しっかり一人一人と目を合わせよう、という意識がビシビシ伝わってきて良かったです。
以前、ももクロの青春ツアーに参戦した際、近くにきたあーりん(佐々木彩夏)から「ペンライトをピンクに変えさせてやる」圧MAXの目線を感じたことがあったんですが(ペンライトの色は変えませんでした)、それ以来の「強い意志を持った広範囲への目線」でグッときました。

帰れない!』のダンスの弾んだりグルグル回ったりする振り付けが良かった。一緒に真似できる振り付けも好きですが、こういうバチバチに踊り狂ってくれる曲も大好き。
特に茜空ちゃんは動きの一挙一動に合わせて首もしっかり動かしているので、長髪が獅子舞のごとく飛び上がるんですよ。『帰れない!』の「青春一瞬なんてno no踊ってよ、ねえずっと」とかの一回転ターン→正面でバチッと止まる振り付けとかすごくエモく映えるんですよね。
そもそもこの歌詞がめっちゃ良くないですか?

青春一瞬なんてno no踊ってよ、ねえずっと
まだ知らない人もいっぱいいるじゃん
青春延長戦ていうか、永遠にOK

刹那的な瞬間の中に永遠を見いだす歌詞、その中でバチッと決まるターン、重力に逆らい乱れる茜空の長髪……エモみが完璧すぎる……。

ねえ、ローファー。』からの『214』の流れが好き。曲に浸りながら「次に『おねがいよ』か『キラキラ』がきたら可愛すぎて爆発してしまうな……」なんて考えておりました。(『グラジェネ』を挟んでくれたおかげで爆発せずに済みました)

最近よく『214』聴くんですが、

バニラ シナモン ローズマリー クミン

の跳ねるような歌い方が可愛すぎる。盛り上がる系の楽曲ではないですがこの2曲のキラキラした感じが「アイドルっていいなあ 可愛いなあ」と思わせてくれます。

気持ちよく浸っていたところに『グラジェネ』『おねがいよ』『せつないや』のエモパートに突入。
おねがいよ』の空ちゃんパートはめちゃめちゃ好きなんですが、中でも今日はとびきり良かったです。

あたしの下手くそな愛おしさを 呆れて怒ったりしない

「で」が最高にエモすぎて涙腺にグッときてたんですが、そこをさらに

泣けちゃう

で飛び越えてくるエモさに完全優勝。過去イチの「わ」でした。
「わ」の音が耳に飛び込んだ瞬間、涙がダバーーっと溢れてきたんですよね……。脳が感情を言語化するより先に感情が爆発してしまった。これぞエモーショナルの極みという瞬間を味わいました。

茜空ちゃん宇宙一エモい! 最高! 優勝!(言語化してみたけどそもそもの語彙力が乏しすぎた)

あと『おねがいよ』は茜空ちゃんのソロパートだけではなくて、ラストの全員での

あたしの下手くそな愛おしさを 呆れて怒ったりしないでね

の部分もめちゃめちゃエモくて大好きですね。音の厚みに興奮する。

せつないや』は『おねがいよ』と同じ理姫さん作詞ということで、歌詞に描かれた少女の可愛らしさが素晴らしい。
せつないや』の空ちゃんは切ない表情よりも少し明るい?柔らかい笑顔が印象的でした。

ラストスパートはアンセム曲『リンドバーグ』『それは月曜日の9時のように』の連続で会場のボルテージはMAXに。

リンドバーグ』は終盤の「ここぞ」というときに来るとやっぱり爆発力が段違いですね。
曲の強さに加えて、それを期待するファンの「やっぱこれでしょ!」「キター!」という昂った空気感が堪らないです。

それは月曜日の9時のように』は私が今桜エビ〜ずの曲で一番好きな曲なので、イントロかかった瞬間「ヤッター!」ってブチ上がりました。
今日の『それは月曜日の9時のように』では空ちゃんがとても楽しそうに踊ってたのが印象的でした。跳ねるように踊る空ちゃんが好き過ぎる……。

かと思えば、

東京タワー背にして 横顔にキスしたい

の横顔と頬に触れる指とその表情がめっっっっっっちゃ色っぽくて度肝抜かれました。
年相応の笑顔からの大人っぽい表情のギャップが強すぎる〜〜〜
脳の処理が追いつかなくて今の曲なに!? って混乱しました。
推しの新しい一面……好き……。

そして最後は12ヶ月連続配信曲としても最後にリリースされた『さいしょのさいしょ』で爽やかに締め括りました。
勢いのあるアゲ曲して終わるのではなく、綺麗にまとまる感じが桜エビ〜ずらしくて良かったです。

アンコールは『キラキラ』『can't go back summer』。
キラキラ』では空ちゃんがちょっと泣いてた?ように見えました。
あと『キラキラ』ラストの水春のフェイクパート「Wow Wow イェイェー」みたいなところ(説明が下手)がエモみ濃縮した塊みたいな歌い方で。
歌が力むのに合わせて顔もくしゃっと力むんですが、右目だけ瞑って歌うその表情がまた歌のカッコよさと合っていて「あ~~~~好き~~~~~」ってなりました(語彙力も皆無)。

can't go back summer』はその後のサプライズ発表のインパクトが大きすぎたこともあって「楽しかった!」以外の記憶が残ってません。笑

最後の挨拶〜サプライズ発表

アンコール後の挨拶では一人一言。

空ちゃんが「もあちゃんの挨拶聞いてて泣いちゃった」って言ってましたけど空ちゃんそれより前から泣いてましたよね???

空ちゃんは挨拶では「新宿BLAZE決まったとき絶対埋まらないって思ってて、メンバーが喜んでるのも呑気だと思ってた。GIG TAKAHASHIで同じステージに立ってこれをワンマンで埋めるのかって不安しかなかった。ライブ始まってステージに出て人がいなかったらどうしよう? って思ってた。今もまだこの景色が夢じゃないかと思ってる。みんな本当にいる?」というようなことを話してました。

新宿BLAZE公演が決まって以降、こんなにも大きな不安を抱えていたのに、ステージ上では一切そんな姿を見せない空ちゃんはカッコ良かったです。
努力する姿は人に見せない、ステージ上で応える姿勢。
そのパフォーマンスが素晴らしいからこそ、新宿BLAZEワンマンSOLD OUTという結果がついてきたわけです。

空ちゃんの頑張りが報われて、「夢みたいな景色」を見せることができて、その場にいた1/800の人間として嬉しかったですね。
空ちゃんの涙にグッときて泣きました。

あと空ちゃんが挨拶で「私は泣き虫だしわがままだし……」と話してたんですが、その横で聞いてた水春が「わがままだし」の発言時に2回深く頷いてたのは見逃しませんでした。笑
(空ちゃんは気づいてないようでしたが。)

そして全員挨拶が終わったところで、突然現れる藤井マネージャー(=校長)。驚くメンバー、ザワつく会場、藤井マネージャーに向かい合うように立つメンバー、何故か水春だけ藤井マネージャーの横に残る。

メンバー「(水春は)何か知ってるの?」
水春「なんにも!」(と言いながらメンバー側に移動する)

知らないんかーい!笑

そして、緊張の瞬間。映像が流れ、「ホールワンマン決定!」の文字。崩れ落ちるメンバー。沸くファン。すぐ起き上がって笑顔でぴょんぴょん飛び跳ね喜ぶみっぴちゃん。いつまでも立ち上がれず泣き続ける空ちゃんと水春。

最後の挨拶でもあちゃんが言った「いつかホールで」の言葉。それがまさかこんなに早く叶うなんて。
でも、700人埋めたんですから。「まさか!」とは思いませんでした。
会場の雰囲気も「いよいよだな!」「ついにきた!」といった感じでした。

印象的だったのは、水春がとにかくずっと泣き続けてたこと。
普段のクールな水春がここまで感情的になったのは初めて見ました。

空ちゃんが「同年代の子が大きい会場でライブをする姿を見て、悔しくてしかたなかった」と言ってましたが、17歳の茜空ちゃん以上に、20歳の水春はそう感じてることでしょう。

グループ最年長、ハタチという年齢。
アイドルとしての勝敗がついている……ことも多い年齢。
どれだけスター性があっても良いパフォーマンスをしていても、高校卒業や20歳を区切りとして辞めていく子も多い中で。
続けるだけでも簡単じゃない。簡単じゃないことを続けてくれてる水春は、並大抵の努力や覚悟じゃないはずなんです。
だからこそ、水春には報われてほしいと、願わずにはいられない。

水春の涙。ホールワンマンがゴールではないだろうけれど。
ようやく一つ、報われたのかな。
水春が報われたのなら何より良かったなと、思いました。

最後に深々と、土下座で感謝を伝えてくれた水春。それだけ大きな感謝なのだと。それだけ大きな喜びなのだと、伝えてくれているようでした。

(号泣2人のライブ直後のブログ見てもまた泣けてくる良いブログ)

1stホールワンマン『ALL OUT』がSOLD OUT

桜エビ~ずが笑うから楽しくなって一緒に笑う。
桜エビ~ずが泣くから感動して一緒に泣く。
メンバーの喜びや楽しさがステージからビンビン伝わってくる、そんな新宿BLAZE公演でした。

そんなブログをちんたら書いてるうちに、ホールワンマンのチケットが発売になって、あっという間に売れてしまいましたね。
新宿BLAZE(800人)はじわじわと売れて開催3週間前に完売。それを考えると1000人キャパを即完は本当に凄い! 桜エビ~ずの時代がきた!2019.11.15は日テレらんらんホールで、どんな姿を見せてくれるんだろう?
念願の初ホールワンマン、『ALL OUT』=総力というタイトルで、桜エビ~ずの楽曲を全曲披露するということですから、桜エビ~ずの新章のはじまりとも言える全力のライブが見られることは間違いないでしょう。

あ~~~~~楽しみだ~~~~~! 楽しむぞ~~~~~!!


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あらいみかん
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