”クリエイターが自立できる世界”を作る|STAND FY25 上期 全社会レポート
こんにちは!STAND人事総務のいわきです。
10月にFY25を迎えたSTANDでは、FY23に生じた大きな組織体制変更の影響がありながらも、志を新たにしてFY24を駆け抜けることとなりました。
そんな一年を経た弊社が今年度はどのように歩んでいくか、社員全体で志を共有するべく、今回の全社会が開催されました。
そんな全社会の様子をレポートで紹介してまいります!
【第1部】”クリエイターが活躍し続ける”ために必要なこと
まずはFY24の振り返りから
前回行われたFY24下期の全社会では、直近のスマートフォン向けゲーム業界を中心とした市場の変化についてお話しました。
様々な背景から業界全体が苦境に立つ中、STANDではポータブルスキルの強化施策、営業チームの体制強化、人事制度をはじめとした組織文化の醸成の3点に力を入れてまいりました。
ポータブルスキルの強化は今現在もスキル強化を提唱し続けております。
一方で、営業チームの体制強化では、クライアントとのコミュニケーションの改善や、ゲーム以外のIT領域への進出が始まり、市場開拓が進められています。
また、組織文化の醸成ではMVVの見直しが行われ、STANDが理想とする未来の姿、STAND社員としての行動目標を改めて設定することとなりました。
FY25は未来への準備期間
さて、そんなFY24を踏まえ、STANDでは「”クリエイターが自立できる世界”の実現」をミッションに掲げ、事業活動に取り組んでまいります。
では、「クリエイターが自立できる世界」とはどういう状態か…STANDでは、クリエイターが自立できる=クリエイターが活躍し続けられる状態だと考えています。
活躍し続けるためには”世の中から求められ続ける”よう、自身の市場価値(必要とされるスキル)を高め続けなくてはなりません。
例えば、同じ職種で、
A.技術力に特化している方
B.技術は標準的だけど、基本的な能力(ポータブルスキル、スタンス)が高い方
このような候補者が並んだ時、皆さんが採用担当だったらどちらを採用するでしょうか?
正解はBの候補者。
開発職なので当然スキルも重要視しているのですが、最終的にBの候補者の方が採用に至るケースが多いのが実態です。なぜなら、どんなにスキルが高くても、一緒に働く人たちと衝突を起こしたり、チーム連携がうまくとれない人では、新しい仕事や重要な役割を与えづらくなってしまうためです。
つまりは、「スキルも高くて、ビジネススキルも備わっている人が欲しい!」というのが採用担当の極端な本音で、ここまで至ることができれば、いろんな場所から求められる=自立したクリエイターと言えるんじゃないでしょうか。
STANDではそんな”求められる”クリエイターを育成するため、キャリア形成支援プロジェクトを立ち上げました。
また、いつしかクリエイターがキャリアの分岐点を迎えた際、新たなキャリアを掲示できるような体制も検討を進めています。
今回お話した事にはまだ立ちあがったばかりの内容も含まれますが、スキル支援に繋がるサポート体制を構築していけるよう、FY25では一年かけて準備に取り組んでまいります。
【第2部】チームで分かれて勝ち残れ!サバイバルエンタメクイズ
第1部終了後は、食事タイムを挟み恒例のレクリエーションタイムに!
毎回レクリエーションの内容は運営チームが必死に企画を考えているのですが、今回考えたゲームは…
『チームで分かれて勝ち残れ!サバイバルエンタメクイズ』
ルールは1卓1チームとなり、出題される問題に答え、指定されたエリアに別れて回答してもらいます。
回答の際には、チーム全員が同じエリアに移る必要はなく、自分たちで決めた人数をそれぞれのエリアに配置することができます。
しかし、不正解のエリアにいるメンバーは全員脱落、正解したメンバーのみで次のクイズに進出してもらいます。
クイズは全部で10問、最後まで残り、一番人数が多かったチームが優勝!景品獲得です!
時には全員で、時には分かれてをチーム内で話し合い、戦略を練って挑んでもらうクイズになっています。
ちなみに、今回は私、いわきもいくつか問題を考えさせてもらいました!
出題者的には、
・「どっちだと思う?」ってコミュニケーションが活発になりそう
・チームメンバーで分かれる選択肢をとってもらえそう
の2点をポイントに問題を考えたので、当日の社員みんなの反応を特に楽しみにしていました。
早速第1問目!初回ということもあり、比較的易しい問題を出題。
これはインターネットで話題になっていたので、SNSをよく見る人だと答えを知っていたりします。
そのせいか、一人勝ちを夢見て博打に出たメンバー1人のみが脱落し、全てのチームが生存しました。
ところが、第2問目
ここでは早速二手に分かれるチームがいくつか生まれ、中には片方に全ベットし、全滅するチームも生まれました。実はコレ、『ペーパーマリオRPG』がリメイク作品なので、ひっかけ問題になっていたりします。
この調子で問題が続き、どんどんエリアに出ているメンバーが減っていきます。途中では多い方に流れていく、という瞬間もありましたが、〈世界初の家庭用ゲーム機の名前は?〉〈現在のONE PIECEの最新刊は何巻?〉といった賭けに出るような問題も出題され、ラストクイズには4人まで絞られました。
そんなラストは、自社の社員なら当てられて当然…に見える自社ロゴ問題!
運営としては当ててもらいたいところですが、意外と各所からは「わかんねー!」という声が。
みなさんはわかりましたか…?
正解は………A!
この問題は制限時間が過ぎてもギリギリまで悩みエリアを移動するメンバーがいて、Aエリア1人、Bエリアに3人、という緊張が走る回答状態になっていました。そんな中唯一、1人でBエリアの誘惑に打ち勝った堀部さんは
「1文字目が青とオレンジだから、3つめに青がまた来るのは違和感だった」と、デザイナーとしてのセンスを発揮し見事に正解を勝ち取っていました!
優勝チーム全員に豪華(!?)景品をプレゼントし、クイズは幕を閉めました!
※クイズの回答が気になる方は、是非調べてみてくださいね♪
FY25を迎えて
ついこの間にFY24下期の全社会を実施したかと思えば、あっという間に夏が終わり、FY25を迎えることとなりました。
業界が苦境に立っており、ポジティブな話題ばかりではいられない状況だからこそ、どうしたらみんなに会社としての想いが歪むことなく伝えられるか、共に歩んでもらえるか…何度も頭を悩ませながら準備を進めました。
途中には惜しくも配信トラブルが発生してしまいましたが、会全体を通して
「チャレンジしていくという姿勢がわかりやすかった」
「サポートについて伺うことができて、安心につながった」といった前向きな意見を多くいただくことができ、運営一同としても一安心することができました。
もちろん、クリエイターだけでなく内勤である我々も改善していかねばならない課題や、もっと会社のために取り組んでいけることはたくさんありますので、
変化を恐れず、よりよい環境にしていけるよう、クリエイターの皆さんと共に引き続き挑戦してまいります!