海を見た日々
私はちょうど良く海を見て育ったと思う
実家から自転車で10分も走れば海岸に着けたし
(しかも反対に走れば山もあった)
30分車を走らせた母の実家も海沿いで漁師町だった
母は海を毎日見て育ったから逆に海に飽きたと言っていたが(笑)
幼少期は週末になれば母と祖父母宅へ行き、海が見える屋上で遊んだ
晴れた日には淡路島が見える灯台にもよく登った
祖父は漁師だったので、私は漁船に乗ったこともあるらしい
3歳の時に亡くなったからから朧げな記憶だが
漁船が楽しかったことを覚えている
船酔いもしなければ、結構しっかり立っていた
親戚の漁船に乗り花火を見に行ったこともある
(母は船が大の苦手だが)
祖父が亡くなってからは母の実家にはあまり行かなくなったが
母方の親戚とは付き合いがとても多かったのでよく訪れた
漁港で走り回ったし海岸にも良く行った
地元の人しか来ないような荒れた海岸でシーグラスを拾ったりもした
シーグラスがリリースされ時は勝手にエモくなったものだ
昔見た綺麗なガラスの歌だと
これを聴かないと夏は終われないよねと思いながら今年は聞かず終わりそう
夏らしいことは今年もできなかった
今年の夏ももうすぐ終わる
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