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世界一高いとされる様々な食べ物一覧

驕奢淫逸(きょうしゃいんいつ)
→ 贅沢な暮らしをし、人道に外れた淫らな行いをすること。

あなたにとっての贅沢な暮らしとはどういったものだろうか。

豪華な食事、大きな家、高級車といった概念はもはや古いといわれるかもしれないが、ラグジュアリーとかプレミアムといった言葉に集約されるジャンルのものがある。

時代の流れに合わせて、そのカテゴリに入ってくるものは変わってくるが、いわゆる富裕層向けのビジネスというものは、いつの時代にもある。

自分には関係ないと思うのではなく、その世界があることは知っておいた方がいい。

なぜなら、この富裕層向けのビジネスができないと今からのビジネスは成り立たなくなるものが増えるからである。

その理論については別の機会に語るとして、一般的には贅沢とされる世の中にあるものは、一体どんなものがあるのだろうか。

世界一高い食べ物たち

ミルク

ミルク、つまり牛乳といえば、スーパーでせいぜい高いものでも1リットル数百円で買うことができる。

ところが、1リットルが230万円するという超高級ミルクが存在するという。

実はそのミルク、ヒト遺伝子を体内に埋め込んだマウスのミルクなのだ。

具体的には、人タンパク質ラクトフェリンを含み、造血機能改善の薬品製造に使われている。

また、ベビーフードにも使用されており、母乳を飲むことのできない新生児をウイルス感染から守ってくれるのにも役立つという。

そして、このマウスたちには1匹30万円の値が付けられているのだ。

そんな小さなマウスの体からミルクを絞るには手作業がマストで、1リットル分を集めるには4,500匹もの数が必要となる。

人間にとってかなり重要な成分が含まれていることもさることながら、工数もそれなりにかかるので、命を救う貴重なミルクというわけである。

オイル

ヘアオイルのテレビCMなどで、アルガンオイルというフレーズを聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。

実はこのアルガンオイルこそが、世界一高価な油とされ、アルガンという植物から取れる。

アルガンはモロッコにのみ生息しているため、世界中でとても貴重だとされているのである。

アルガンの木の葉は、ヤギたちが好んで食べるほどで、モロッコでヤギが木に登っていたら、それがアルガンの木だという目印になるという。

また、アルガンオイルは髪や皮膚の疾患にも使われており、100mlで3万円程度の価格がついている。

アルガンはオリーブに似た形をしていて、果実の中の種30kgの中から1リットルしか採取できない。

故に超高級オイルとして重宝されているのである。

コーヒー

コーヒーが好きな人であれば、コピルアクという名を聞いたことがある人も多いはずだ。

この世界一高価といわれているコーヒーを作っているのは、実はジャコウネコなのだ。

ジャコウネコがコーヒーの果実を食べると、胃や腸の中で特別な酵素で処理される。

消化管を自然に通過して排出されたコーヒー豆は天日で干され丁寧に洗った後に乾燥させて焙煎される。

こうやって書くとオブラートに包むとこういった表現になるが、つまりはジャコウネコの糞から取れる。

ヨーロッパでは1kgあたり4万円程度だが、小売りではもっと高い値がつくこともしばしばある。

スープ

世界一高価だといわれているスープは鳥の巣が使われている。

ツバメの巣という高級食材の名前を聞いたことがある人も多いと思うが、中でもアマツバメの巣から作られるスープが最高峰だという。

アマツバメは唾液で巣を作るということもあり、量産することができないので希少価値が非常に高い。

また、とりわけ中国ではご馳走かつ万能薬と賛美されていることもあり、その価格は1kgで軽く10万円を超えるほどだ。

1kgあたり20万円以上で取引されることもざらにある超高級スープを一度は飲んでみたいと思う人もいるはずである。

じゃがいも

じゃがいもといえば、スーパーに行けば、1つ30円もあれあ十分に買うことができる。

第二のパンといわれるほど、世界中でポピュラーな食材である。

じゃがいもを主食とする国も多々あり、日本でも和食の食材としても多用されている。

そんなじゃがいもの中で、ラモノットという種類のものがある。

ラモノットは、大西洋にあるフランスの小さな島である、ノアールムティエ島で育てられている。

肥料には特別な藻類が使われており、すべて手作業で収穫される。

1シーズンに100トンしか生産されていない希少価値の高いじゃがいもなのである。

その価格は、1kgが50万円以上という値で取引されるほどだ。

通常のじゃがいもとどれくらい違うものなのか、是非試してみたいと思う人も多いだろう。

フライドポテト

じゃがいもの次に紹介するのは、じゃがいもを加工してできるフライドポテトだ。

ニューヨークにあるレストラン、Sprendipty3が約22,000円のフライドポテトを始めたとして話題になっている。

フライドポテトといえば、ファストフードで手軽に食べられるイメージが強いが、一体なぜこんなにも高価なのだろうか。

その理由は、まずポテトをシャンパンにくぐらせて、その後にトリュフ塩をこれでもかというほどかけて、金箔をトッピングするからである。

クリスタルのお皿に盛り付けられてサーブされるフライドポテトの最高峰を目の当たりにしてみたいものである。

牡蠣

私の地元である広島も牡蠣が有名な地域である。

実際、旬の時期の牡蠣は抜群に美味だ。

そんな牡蠣の最高峰がオーストラリアのコフィン・ベイの牡蠣だという。

その場所で収穫される牡蠣は大粒で海のステーキと称されている。

生育には、7年の年月を費やし、他の牡蠣よりも圧倒的に肉質が多いため、1個約8,500円という価格が付いている。

まとめ

他にも高級食材で有名なものとして、トリュフの名前を思い浮かべる人も少なくないだろう。

その価格は、1kgで80万円以上になることも頻繁にあり、オークションのみで入手可能となっていることから希少価値も当然高くなる。

また、トリュフはすぐに腐ってしまうという特性もある。

白トリュフがオークションで300万円で落札されたのに、取引の間に腐ってしまったという事例があるほどだ。

香港の億万長者が50gのトリュフに約2,100万円で落札したという話もある。

そして、最も価値があるトリュフはイ。タリアのイエモンテ州産のもので白いダイヤモンドと呼ばれていることも知っておくといいだろう。

ちなみに、過去最大のトリュフは2.5kgだということだ。

このように、世界にはまだまだ高価な食べ物があるのである。


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株式会社stakは機能拡張・モジュール型IoTデバイス「stak(すたっく)」の企画開発・販売・運営をしている会社。 そのCEOである植田 振一郎のハッタリと嘘の狭間にある本音を届けます。