不登校に特効薬って?
REOの大平です^^
気づいたら10月・・・
あっという間に秋が来ましたが、残暑がきついこの頃です。
みなさん、夏は楽しめましたか?^^
私は今年何ひとつ夏らしいことができませんでした・・・;;
このご時世、仕方ないですね。
さて、今日はREO不登校コースの生徒さんと関わるとき、思うことを書いてみようと思います。
ひとくちに「不登校の生徒さん」と言っても、その実態は本当にさまざまです。
不登校であることを気に病んでいる子もいれば、あっけらかんとしている子もいます。
家族関係で悩んでいる子もいれば、学校の人間関係で悩んでいる子もいます。
発達障害などを抱えている子もいれば、そうでない子もいます。
おしゃべり好きな子もいれば、無口な子もいます。
抱えている問題がそれぞれ違うのですから、
全員に効く特効薬は、ありません。
風邪を引いた時も、喉の風邪なのか、お腹の風邪なのかによって、病院でもらう薬は違いますよね。それと同じなのではないでしょうか。
でも、REOで、私が生徒さんと関わる時にまずはじめに思うことは、
「この子と仲良くなりたいな」
「信頼関係が出来るといいな」
ということです。
それが第一歩だと思って、生徒さんと接しています。
先ほどの風邪ひきのたとえで言うと、これは「栄養をつける」とか「十分に休息する」とか、特効薬ではないにせよ、どんな風邪のときでも必ず必要なこと、といった感じでしょうか。
ヘタな薬を飲むより、こうして体力を回復した方がずっと効き目があることもありますよね。
REO不登校コースで出会う生徒さんの中には、人間不信や対人恐怖症に陥っている生徒さんもいます。
そんな生徒さんたちとも、時間がかかっても
「この人は大丈夫だ、こわくない」と思ってもらえるように、
「ここは安心ないばしょだ」と思ってもらえるように、
心がけているつもりです。
学習塾でもありますので、もちろん勉強の指導も大切です。
でも、まだ信頼関係が出来ていない段階だったり、
生徒さんの心と体が勉強できるほど元気ではなかったり、
そういう時に無理に勉強を進めても、
効率が悪いばかりか、余計に生徒さんの気持ちがふさぐばかりです。
「勉強が嫌い・やりたくない」という生徒さんでも、
信頼関係が築けていくと、勉強も抵抗なく取り組んでくれるようになることもあります。
もちろん、勉強に集中して取り組みたいと言う意志のある生徒さんには、希望する進路に向けた学習計画を立てて、しっかりと学習指導をしています★
REOの卒業生では、私立最難関と言われる大学に合格した生徒さんもいます。
☆生徒さん一人ひとりの状況や個性、本人の気持ちに合わせた授業をすること
☆いばしょがないと感じている生徒さんの、心地よいいばしょになること
☆お子さんが不登校になったことで不安を感じている親御さんにも、安心してもらうこと
これが、私の目標で、
REO不登校コースだからこそできることだと思っています!
いま、つらい気持ちでいる方の、少しでもお役に立てたら嬉しいです。
REO 大平
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