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映画館からの帰り道

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映画が好きで、映画館はもっと好き。 基本1週間に1回は映画館に行くので、見た作品の感想書きます。
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#映画レビュー

子供向け、女性向けの映画ではない。マリオ超えた世界的有名な人形の実写化「バービー…

日本人にとって、子供時代にバービー人形で遊んだ人ってどれくらいいるのだろうか。 自分は男…

somebuki
1年前
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息をのむ、呼吸が響く瞬間を感じる「THE FIRST SLAM DUNK」

言わずとしれた井上雄彦さん原作の大ヒットバスケ漫画「スラムダンク」が連載終了から26年たっ…

somebuki
2年前
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熱演と怪演による衝撃シーンのオンパレード「ビリーバーズ」

軽いネタバレは含みます。 山本直樹さんの漫画を城定秀夫監督が、実写映画化。 ある宗教団体…

somebuki
2年前
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胸キュンではなく、胸クソな反面教科書の恋愛映画「わたし達は大人」

ヒロインになりきれないヒロインの物語を輩出するプロジェクト「(not)HEROINE movies」の第…

somebuki
2年前
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高齢者の方が生きるのって罪なのか?「PLAN75」

あらすじ 高齢者社会で経済的問題を解消するために、75歳以上の高齢者は死を選択できる法律が…

somebuki
2年前
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映画館でぜひこの飛行を、迫力を、感動を、トムを体験してほしい。「トップガン マー…

ネタバレありで感想かきます。 これほどの完璧な続編映画は見たことないと思う。まさに、リメ…

somebuki
2年前
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自分の知らない日本の世界を知った映画「My Small Land」

この映画を見るまで、恥ずかしながら出入国在留管理庁や難民認定制度って言葉を知りませんでした。 ただ少しずつ、多様化という言葉を流行りの言葉としてよく耳にしていたし、コロナ禍になるまでは実際に日本に住む外国人も増えてきている印象を持っていました。 ■あらすじ   突然、難民認定が許可されず、埼玉から出ることも仕事に就くこともできなくなった日本で暮らすクルド人の家族の話。 ただ日本で普通に過ごそうとしているだけなのに、クルド人が日本に暮らすことは罪なのか? 1人のクルド人の

優しく見える人ほど、狂気に満ち溢れた人間かもしれない「死刑にいたる病」

感想述べる上で、軽いネタバレはします。 「凶悪」「日本で一番悪い奴ら」「孤狼の血」「ひと…

somebuki
2年前
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いたい、イタイ、痛い・・だけで無いヤバい映画「TITAN/チタン」

カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞した注目映画。過去には当時アカデミー賞も受賞したい…

somebuki
2年前
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猫が繋ぐ男女の不器用な愛「猫は逃げた」

先週見た「愛なのに」に続く、今泉力哉監督と城定秀夫監督がお互い脚本を書き、相手が書いた脚…

somebuki
2年前

感情は曖昧でめんどくさくて愛おしい「愛なのに」

人を好きになるって難しい。 愛って難しい。 言葉にしないと相手には気持ちは伝わらない。 し…

somebuki
3年前
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親と息子、祖父と孫、世代を超えて生き続ける作品「ゴーストバスターズ アフターライ…

おそらく30歳以上であれば金曜ロードショーなどだけで一度は見たことがある、お化け退治の名作…

somebuki
3年前
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大真面目にふざけた映画「大怪獣のあとしまつ」

ウルトラマン、ゴジラ、モスラなどいわゆる一般的な特撮と呼ばれる作品の多くは怪獣が現れ、そ…

somebuki
3年前
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恋の美しさと切なさを同時に感じた映画「ちょっと思い出しただけ」

ネタバレありきの感想ですので。 気になる方は見てから読んでくださいね。 第34回東京国際映画祭にて観客賞を受賞した注目されていて、当時見ようとしたけど即満員になってみれなかったんよね。 「くれなずめ」「バイプレイヤーズ」の松居大悟監督の最新作で、クリープハイプの楽曲「ナイトオンザプラネット」から構想・制作された映画らしい。 曲が松居さんに送られてきて、長編映画化したい気持ちから、曲自体のリリースも一年待ってもらったらしい。 そんな尾崎世界観さんも出演していて、監督と