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映画館からの帰り道

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映画が好きで、映画館はもっと好き。 基本1週間に1回は映画館に行くので、見た作品の感想書きます。
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記事一覧

今の日本社会の自然体で写した映画「ナミビアの砂漠」

映画とはどこまでいってもフィクションであり、できれば嫌な部分つまらない部分を隠し、綺麗や…

somebuki
2か月前
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子供向け、女性向けの映画ではない。マリオ超えた世界的有名な人形の実写化「バービー…

日本人にとって、子供時代にバービー人形で遊んだ人ってどれくらいいるのだろうか。 自分は男…

somebuki
1年前
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デート向きのおしゃれな映画、笑える映画、見惚れる映画、感動的な映画を求める人は見…

セッションやラ・ラ・ランドなどを制作したデイミアン・チャゼル監督の最新作。 1920年代映画…

somebuki
1年前
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息をのむ、呼吸が響く瞬間を感じる「THE FIRST SLAM DUNK」

言わずとしれた井上雄彦さん原作の大ヒットバスケ漫画「スラムダンク」が連載終了から26年たっ…

somebuki
2年前
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熱演と怪演による衝撃シーンのオンパレード「ビリーバーズ」

軽いネタバレは含みます。 山本直樹さんの漫画を城定秀夫監督が、実写映画化。 ある宗教団体…

somebuki
2年前
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胸キュンではなく、胸クソな反面教科書の恋愛映画「わたし達は大人」

ヒロインになりきれないヒロインの物語を輩出するプロジェクト「(not)HEROINE movies」の第…

somebuki
2年前
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高齢者の方が生きるのって罪なのか?「PLAN75」

あらすじ 高齢者社会で経済的問題を解消するために、75歳以上の高齢者は死を選択できる法律が可決される。サービスを提供するPLAN75の社員、サポートセンター、火葬処理のスタッフ、PLAN75サービスを受けようとする人々を描く。 非常に考えさせられるテーマでした。 100年時代と言いながら、高齢者の年金、医療費、福祉などから財政困難の要素となっているというニュースを目にしたことがある。 冒頭のシーンは監督が考えさせられたと言っていた2016年の相模原市で起きた障害者施設殺傷

映画館でぜひこの飛行を、迫力を、感動を、トムを体験してほしい。「トップガン マー…

ネタバレありで感想かきます。 これほどの完璧な続編映画は見たことないと思う。まさに、リメ…

somebuki
2年前
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自分の知らない日本の世界を知った映画「My Small Land」

この映画を見るまで、恥ずかしながら出入国在留管理庁や難民認定制度って言葉を知りませんでし…

somebuki
2年前
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優しく見える人ほど、狂気に満ち溢れた人間かもしれない「死刑にいたる病」

感想述べる上で、軽いネタバレはします。 「凶悪」「日本で一番悪い奴ら」「孤狼の血」「ひと…

somebuki
2年前
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いたい、イタイ、痛い・・だけで無いヤバい映画「TITAN/チタン」

カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞した注目映画。過去には当時アカデミー賞も受賞したい…

somebuki
2年前
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猫が繋ぐ男女の不器用な愛「猫は逃げた」

先週見た「愛なのに」に続く、今泉力哉監督と城定秀夫監督がお互い脚本を書き、相手が書いた脚…

somebuki
2年前

感情は曖昧でめんどくさくて愛おしい「愛なのに」

人を好きになるって難しい。 愛って難しい。 言葉にしないと相手には気持ちは伝わらない。 し…

somebuki
2年前
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親と息子、祖父と孫、世代を超えて生き続ける作品「ゴーストバスターズ アフターライフ」

おそらく30歳以上であれば金曜ロードショーなどだけで一度は見たことがある、お化け退治の名作「ゴーストバスターズ」 1984年に1作目が公開され、それから38年の時を超えて、最新作が公開された。 それが本作の「ゴーストバスターズ アフターライフ」 一言でいうと時代・世代を超えて引き継がれる名作だった。 まず本作含めた作成背景が興味深かったので、先に言われてもらう。ネタバレもあるので見てない人は注意してください 1作目のゴーストバスターズはジェイソン・ライトマンが監督とな