フリーランス4年目 これからの「仕事術」というより「生き方」
夜職のストレスにより心身の健康をくずし、外で働けないどころか、ベッドから起き上がれなくなったのが、2016年のこと。
「自宅でできる仕事はないか」ということではじめたのが、元新聞記者の夫からすすめられたWEBライターの仕事だった。
当時、まともに文章を書いた経験はなく、パソコンのタイプすら指が絡んでできなかった。はじめてのデビュー戦は「肌の悩みを書く仕事」だった。報酬はたったの、もやし1袋分。
そんなところからスタートしたライター活動は、今年で4年目になる。
両手から溢れるほど稼げるようになりたいとか、誰よりもいちばんになりたいとか、燃えるような野望は持っていない。ただ、困ったことに、フリーランスとして働く以外の選択肢がみつからない。そしてフリーランスでありつつ、たった1人から必要とされ、その人のために誠実な対応をしたい。
という、姿勢でいる。
「仕事術」というよりも「生き方」のほうが正しいかもしれないが、『これからの仕事術』のハッシュタグみて、頭の中でかけめぐったことをメモ代りにココに残しておく。
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フリーランスなら武器を持て
フリーランスたるもの「武器」を持つとやりやすい。むしろ、武器になるような「強み」がないと、生き残れないとも思う。
エビデンスとして、わたしの知っている「稼いでいるフリーランス」を例にあげると、
美容医療に精通している人
スピリチュアルに詳しい人
WEBマーケティングに強い人
イラストや漫画が描ける人
動画編集に強い人
などがいる。
いっぽう、フリーランスとして働いた経験がなく、自分自身を過小評価するような人は「私なんかできない」「何も取り柄がない」と口癖のようにいうが、これは違う。
フリーランスとしての「武器」は専門家のように博識高くないといけない、わけではない。
・得意なこと
・熱中できる
・「コレだ!」と思える
・やっていると時間を忘れる
・長年続けてきた経験がある
大小関係なく、自分の中で輝かしく持てるものが「武器」だと思う。
私の場合は「文章を書くこと」が大きな武器。
文章ですごい賞をとった経験もないし、ブログやnoteがバズってたくさんの人から賞賛された機会もない。それでも、書いていきたい。書き続けていきたい。
大勢多数ではなく、悩んでいる人を脳裏に思い浮かべて、その人に手紙を書くつもりで文章を書いている。読まれずにヘコたれる時もあるが、見えないところで誰かに届いたらいい、と思っている。
また「今日こそは休もう」となっても、気がついたら何かを考え、書いていて、1〜2時間たっているのはよくある。
武器以上に、ドンピシャな「天職」だとも思う。
コロナ禍で実感した、武器(収入源)を複数持つ大切さ
フリーランスなら、収入源になる「武器」は複数あるといい。
1本に集中していると、その仕事がこけてしまった時、自分の生活もコケてしまうからだ。
それを実感したのが、コロナ禍の影響による収入の減少。首をくくらないとならないほどではないが、多少なりとも打撃はくらった。
こうした想定外の天災があっても生きていけるように、フリーランスなら、どんなに小さくても、武器はいくつか持っていた方がいいと今回の件で痛感する。つまり、収入減の分散。
今、仕事の中心軸は、ブログ運営。その他の武器として、WEBサイトを運営している。今後、どうしたらサイトを大きくできるか、伸ばせるかが課題。武器を増やすために、WEBサイトを増やすのも検討している。
そして新たな武器として、
・引きこもり、過食、うつを克服した
・容姿のコンプレックスに悩み美容整形に700万円投資した
・18kgのダイエットに成功した
・生きづらさを乗りこえて楽に生きられるようになった
(私の指す生きづらさとは、自己嫌悪、自己否定、自責感、自己肯定感の低さ、自信のなさ、無気力感、無価値観、容姿のコンプレックス、他者の評価を気にする気持ち、など)
経験をいかした、個人のサービスもはじめた。対面個人セッション。直接顔を合わせ、悩みに寄りそう内容。心理学の資格も活かして。
実をいうと、個人サービスの実施はとても勇気が必要だった。
未経験なのもあるし、私自身が誰かのサービスをうけたこともなく、完全な手探り状態。「うまくいかなかったらどうしよう」という不安もあった。フリーランス、守る盾がないのは辛い。何かあったらすべて、自分の責任なのだから。
それなのにサービス提供をはじめたのは、ブログから要望をいただいたのが後押しとなった。
ツイッターのDMは閉じている。それでも連絡してくれたのは、必要とされている証しだと思って。
▲個人向けサービスの概要はこちら
向いているか分からない でも、武器になりそうなら磨いてみる
どういうわけか、幼い頃から「話を聞く側」にまわってばかりだった。
引きこもりだった中学生のとき、同級生の女の子と手紙のやり取りをしていて、ある日電話する機会があった。
その電話でも、聞く側にまわる。どうやら家庭環境が悪いらしく、両親の愚痴を聞いていた。聞いたことを逃さまいと、メモをしながら。
自分の話をするのが苦痛なのもあった。でも、聞いている方が楽しい。話を聞いていると、相手がスッキリした表情をしたり、お礼を言われたりするものだから、単純に嬉しかったのもある。そういところで、承認欲求を満たしていたのかもしれない。
中学〜大学までは、内向的で、周りにいる可愛らしい女性のように明るくキャピキャピできない自分に悩んでいた時期もあったけれど、26歳になってやっと、気がついた。内向的で、話を聞くのが私の性質であり、特性なのだろうと。
それを、武器にできたらもっといいよね。
個人サービスでは「話を聞く」が8割。もっと自分のレベルを上げて、サービスを充実させたい。ということで、今、心理学系の資格をとろうと勉強している。
いずれレベルをあげて、心理カウンセラーの資格もとりたい。
女性と話す機会も多いし、今後増えていくだろう。自分の特性に「話を聞く知識」が上乗せできれば、今よりも力になれるのではないかと考えている。
いざ学んでみたら結構大変で、「やっぱり向いてない」とカベにぶつかる機会もあるかもしれない。資格をとったとしても、知識を発揮できずに悩むかもしれない。
失敗は恥ずかしい。悩んだり、不安になるのも怖い。
でも、もし武器として活かせそうな可能性があるなら、そこにかけて磨いてみるのはムダではないはず。
磨いてみて「損だった」「やらなければよかった」ということには、絶対にないだろう。どちらかといえば、やって後悔するより、やらなかった後悔の方がダメージは大きいものだから。
フリーランスなら武器を持つこと。
そしてフリーランスとして働き、生きていくなら、武器を持ち続け、錆びないように磨いていこう。
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