昔話やアニメが子供に与える悪影響
正義のヒーローに憧れを持つ子供。
お気に入りの昔話がある。
『さるかにばなし』
『7匹のこやぎ』
『赤ずきんちゃん』
『7匹のこやぎ』、『赤ずきんちゃん』にはわかりやすい悪役が存在する。
オオカミをやっつける事に爽快さを感じさせるようなストーリー。
これが簡単な善悪がわかり始めた子供に発達的にヒットなのだろうと思う。
親になってはじめて昔話の怖さを知った。
『さるかにばなし』では猿が悪役で、カニにいじわるした猿はあとで蜂や栗、臼、昆布などからお返しをくらう。
いや待て。確かに最初にいじわるしたのは猿だったが、その後関係のないものから攻撃を受けるのはいかがなものか。
子供には「さるさんには、木登りが上手だから柿をとってあげたら皆喜ぶよ。いじわるしないでね」って口で言おうね。と伝えてみたけれど、果たして理解できたであろうか。
昔話から学ぶことは沢山あるのだと思う。話の理解だけでなく、どうしたら良かったのだろうかとその先も一緒に考える機会がないと危ないなぁと思う。
ア○パ○マンやYouTubeも一緒にみて一緒に考え語り合う事を大切にしたい。
このような子供を取り巻く環境が今後の社会に大きな影響を与えてると思う大人が少なくないと思うのだけど、各家庭に教育を委ねられるのではなく、学校でそういう事もう少し教育して行くべきではないのかなぁ。