自分を愛するとは、生半可なものではない。

いつも、自分を愛するって言っていますが、自分を愛する仕方がわかりませんね。とても難しいし根気のいる作業です。

昔は、自分を愛するとか気持ち悪い言葉だと思っていました。なぜなら、そういうふうにいう言う人たちの自分の愛し方は、結局生半可なことしかしていないからです。

今日は自分を愛していない人、もしくは自分を愛していると思っているけど実は愛していない人に対して、自分を愛するとは、どういうことか、どうすれば良いのかを書いてみました。


自分を愛するとはどういうことか。

自分の愛し方を、①と②で示しました。


温泉に浸かる、欲しいものを買う、甘いものを食べる
自分に対して「与えること」=「足し算」です。
自分を愛すとは、そういうことだと思われている方は多いです。
簡単にできそうですね。時には大切です。


しかし、自分が傷つくことを「やめる」=「引き算」の方が実は大事です。
それをして初めて、「足し算」をした時に本当に心から身体全体で幸せを感じることができます。もう穴という穴からねw w

でもこれは大変な作業です。なぜ今あなたは自分が傷つくことをしているのかというと、それによって何かしらメリットを得ているからです。
そのメリットを手放すことは、温泉に浸かるより甘いものを自分にプレゼントするより、勇気がいる行為です。


①だとベースがマイナスです。温泉や甘いものなどで足し算した時だけ幸せを感じます。本当の意味で自分を愛していないので、またマイナスに戻ります
そして、「足し算」に依存します。

0=自分を愛している状態


②の、傷つくことをやめた状態=自分を愛している状態はベースが0です。ニュートラルなんの囚われもない。その状態で足し算をしたら、恐れや囚われ(=思考)がない状態なので、①で足し算した時よりももっと気持ちよさを感じる取ることができます。足し算が終わった後も、0に戻ります。

0=自分を愛している状態


まず自分が自分を傷つけていることに気づくことです。メリットを感じてやっていることなので、自分を傷つけているとは思っていないことが多いです。

でも、結局生きづらいんでしょう?それは、気づかずに自分を傷つけているからです。メリットにも気づいていないことが多いです。

自分を傷つける = 自分を苦しませる

苦しみの原因は囚われですね。

苦しみの原因の大半は、
過去の苦しんだ記憶を元に自分独自の思い込みを持ち、それに基づいたジャッジをして、物事をありのままに観れず、悪い想像をし、それに囚われ続けることです。

しかも、その思い込みは現実化しますので、さらにその思い込みは強固になります。ジャッジがやめられません。

自分にも他者にもジャッジをし、軋轢を生みます。
結局自分が全部していることです。

自分にとってネガティブな感情が出てきた時ほど、自分の思い込みを探るチャンスです。

例えば、「人と変わるの苦手、疲れる、しんどい。」

しんどいには何か理由があるはずです。

どんな思い込みがあるのでしょう。

どんなメリットを感じていてそのしんどいと思うことをやっているのでしょう。しんどいと思いながらも、どんな自分の欲求を満たすことで、どんなメリットを感じているのでしょう。

その思い込みが外れれば外れるほど、ジャッジが減り、囚われなくなります。

その経験をすると、やっと勇気を出して思い込みを外すメリットを感じることができます。良循環が生まれます。

ジャッジをする癖が減ります。

ありのままに見ることができます。

そうすると思考が減ります。

思考が減ると身体の声が聞こえてきます。

そして、身体の自由にさせてあげる。=ありのままに振る舞う。

五感も超鋭くなります。気持ち良いことをしたら、自分を愛していない時よりももっともっと気持ちよく感じられます。

これが自分を愛すると言うことです。

自分を愛するとは、自分を苦しませている思い込みに気づき、それを手放していく作業なのですよ。
そして、本当のありのままの自分になっていく。悟りかもしれませんね。

本当の自分、ありのままの自分がわからないって言う人いますが、当然です。
自分じゃない自分を理解して外していかない限り、本当の自分を知ることはありません。


そして、自分が傷つくことをやめた時、自分へ攻撃していた「穴」が徐々に塞がり、満たされます。ニュートラルな状態。外側に求めなくてよくなります。

外側に求める行為自体、依存、支配、囚われを生みますので、自分を傷つける行為です。


自分を傷つけないようにすること = 自分を愛すること


鏡の法則は三角形


自分を愛して初めて、
他人を見返りなく愛することができるし、他人からの愛も純粋に受け取ることができるようになります。

他人への見返りのない愛は、自分と他人の境界線ができて初めてできます。つまり、自分を愛することの中には自他の境界線を引くことも含まれます。

自分と他人の境界線がないと、
「あの人は〜したら良いのに残念だな。」と他人に対して心の中で口出ししたり実際に他人に指摘します。

でも実際に「残念だな。」と考えて苦しんでいるのはあなたです。つまり、あの人は〜したら良いのにと残念に思うことに囚われて、自分がしんどい思い=自分を傷つけています。


しかも、〜したら良いのにって思うってことは、他人を自由にさせてあげていないということです。

そういう人は、自分に対しても自由にさせてあげていません。つまり生活のあらゆるところで自分に制限をかけて自分をしんどく=傷つけています。

しかも実際には、あなたが「〜したあの人」を見ることで、自分を満たそうとしています。自分を愛していたら、他人を使ってそんなことで満たさなくても良くなります。自他の境界線が引いている状態です。


そして自他の境界線がないと、自己犠牲してまで他人に愛を与えます。それは自分を愛している行為とは言えませんし結局それは他人を助けることで自分を満たしているので見返りを求めた愛です。


鏡の法則は、自分ー他者の「線」ではなく、
自分ー自分を含めた三角形。


鏡の法則は必ず、三角形です。
この三角形の矢印の質は必ず同程度です。


まず何でも自分が自分へすることから始まります。

「え、自分を傷つけてないけど他人から傷つけられるよ〜」って反論が来るかもしれません。

しかし、そうはならない仕組みになっています。

なぜなら本当に自分を愛していたら、自分が傷つく環境から自然と離脱するため、いつの間にか自分と同じような意識レベルの人間と関わるようになるからです。

つまりその反論だと、まだ自分を本当の意味で愛していないことになります。だから他者からも愛されないのです。傷つけられるのです。

実際、「傷つけられる」という表現は、自分の捉え方です。
結局自分を愛していたらその「傷つけられた」という他責思考で被害者意識な自分の捉え方も変わるはずです。


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アダルトチルドレン、HSP(と言われるもの)、ASD、ADHD、発達性トラウマ障害などが得意です。もちろん、恋愛相談、SEX相談も。(親子関係の再現であり人間関係の縮図なので)

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