他の世界の俺
マルチバースという考えがある。
量子力学での概念?らしいが世界は無数にありその世界は分岐してできて行くものらしい。
そう考えるとあの時ああしてたらどうなったのか考えることもある。
多分最初の大きい分岐は高校受験だったように思う。
今となっては県立の進学校に入学卒業はしたのだがもう一つ、高専を受験していた。
ここは進学校の合格発表で合格が決まった時に補欠合格の連絡があったのだがこの知らせは母が受け取り勝手に断っていた。
母としては進学校に進んでほしかったからと言っていたがこちらとしては自分で希望して受験した高専に行きたかったのもあり文句を言ったものだ。
この時自分に聞いてくれて高専に行ったらどうなっていたかと思う。
そうなると今でも付き合いのある高校時代の友人とは会ってなく今の仕事にも就いてはいないんだろう。
いや、機械いじりは好きだったから巡り巡って同じ仕事をしていたかもしれない。
それでも今とは全く違ったものになったのは違いない。
高専に行った俺今何をしている?
受験、進学のこの時期たまに思い返す。
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