「SMAP中居正広」の冠番組であり続けた「ナカイの窓」
3月27日に惜しまれつつも、
最終回を迎えた「ナカイの窓」。
締めくくりとなる放送はハワイロケの後編。
初めから名曲の数々がBGMで使われたり、
中居さんが「再会」への想いを、
はぐらかしつつも口にしたり。
全面的に「SMAP」を感じる回だった。
特に印象的だったのはエンディング。
流れたのはあの「オレンジ」。
それだけでも素敵なのに、
スタッフの愛情は他にも隠されていた。
その曲名から歌詞に至るまで、
全て字幕放送で映し出されていたのだ。
SMAPは全ての立場の人達に対して、
等しく愛を注ぎ続けたグループである。
「世界に一つだけの花」をきっかけに、
手話に関心を抱いた人もたくさんいるだろう。
新しい地図の活動の主軸には、
パラスポーツの応援がある。
振り返ればナカイの窓は当初は、
字幕放送が行われていなかった。
それがいつからか改善されて、
最終回においては遂に、
エンディングテーマに至るまで、
全視聴者が等しく楽しめる番組になっていたのだ。
しかもそのことを決して、
声高にアピールせずに自然に。
そこには確かに中居さんが、
SMAPが貫いてきた精神との共有を感じた。
ナカイの窓は最後までずっと、
「SMAP中居正広」
の冠番組だった。
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