地域とSDGsのビジネスにチャレンジする
今年もいよいよはじまりました、愛知県女性起業家・経営者支援プログラム COMPASS。
今年で3年目となり、この事業はこれで一区切りとなります。
本年も愛知県の事業を受託いただき、サスティナブル・ストーリー株式会社とNPO法人起業支援ネットとのコンソーシアムで運営を致します。
今年の愛知県の事業の特徴は、地域とSDGsとビジネスを連携していくこと。
地域の資源(産業、企業、環境など)を活用し、いま生きている困りごとやこれから起きていくことへの対策などを、ビジネスを通じて解決していこうというものです。
SDGsとビジネスの絡め方がよくわからないという方もいらっしゃると思いますので、その点も踏まえ、愛知県の取り組みなどを紹介しながら、ビジネスをどのように社会の要望とシンクロさせていくのかということにチャレンジして欲しいと思います。
いろいろと質問もいただくことがあるので、こちらでお答えしておこうと思います。
女性起業家を募集している理由
この事業は、愛知ウーマノミクス推進事業の一環として企画されています
愛知県はものづくり産業がさかんです。そのためか、若い世代において、男性に対する女性の割合が他の地域に比べ低い傾向があります。
また、女性の就業雇用率や県内への定着率などを促進していくために、女性起業家や経営者のサポートをしていくことで、より多くの女性に愛知で活躍できる土壌の形成をしていこうというものです。
なぜ男性が参加できないのか?
女性の課題は女性ばかり集まっていては解決しないのでは?
そんなご意見もいただきます。
そこで、共同事業体として運営しているNPO法人起業支援ネット代表の久野さんとともに、またメンターも男女比を同じにするなどして、運営を工夫しています。
生活者としての女性の視点は、SDGsそのもの
生活者とは、「日々の暮らしを営む者」という意味ですが、簡単にいえば、生きていくために衣食住に直接関わり、炊事や洗濯、子育てや介護などに関わっていることをいいます。
男性でも携わる人は増えていますが、圧倒的に女性がこの生活者としての役割を担っており、そこで見えることや感じること、課題について直面しているのが現状です。
SDGsはそうした生活に直面した中で起こっている様々な社会課題を意識し、ひとつひとつ解決していくことそのものです。
私も普段、育児や炊事・洗濯など、家庭で生活することの半分程度には、10年以上直接関わっています。
だからこそ見えてくるものがあり、この生活者と起業家を両立しようとしている方を応援したいという想いも強いので、この事業を推進したいと思っています。
応援団を募集
今年は、そんな女性起業家の応援をしてくださる様々な方を募集しています。
企業の中ではなかなか見つからないSDGsの視点が、女性起業家を応援することで見つかるはずです。
また、企業勤めではなかなか触れることのない社会課題の現場をプロボノでサポートしビジネスで体感してみませんか?
ビジネスはひとりではできません。
みんなで応援しあい、協働していくことで、新しい価値を生み出していくことができるはずです。
ぜひ、
女性起業家・経営者のみなさんは、エントリーをお待ちしています。
セミナーだけでもとっても有意義な時間になるでしょう!
みなさんの周りにいらっしゃる方にも、ぜひお声がけください!
そして応援したい企業のみなさん、企業勤めのみなさん、ぜひ応援団としてご参加ください。
お待ちしております!