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ホワイトインテリアと少年漫画を馴染ませるのに良かったもの【購入品】

最近購入して良かったものといえば、「グラシン紙」です。
グラシン紙」が何か知らない方もいると思うので説明すると、古本によく掛けられている半透明でつるつるした紙です。トレーシングペーパーに似ていますが、それより薄く滑らかです。

グラシン(glassine)は紙の種類。グラシン紙(グラシンし)ともいう。長時間、細かく切り磨り潰したした亜硫酸パルプ(製紙用繊維)を原料とし、スーパーカレンダーという平滑なローラーを使って高圧加工する。この過程で、パルプの繊維は圧縮・平滑化され、隙間を失う。
・透明度が高く、光沢があり、滑らかである。
・耐油性・耐水性がある。
・酸性紙である(したがって経年劣化の点で劣る)。
wikipediaより引用。

なぜグラシン紙を買ったのか?


では、なぜグラシン紙を購入したのか?
実は私はオタクで、本棚には漫画本が沢山並んでいます。
それ自体はいいのですが、白い本棚に黒い漫画本を並べていると非常に浮いてしまうんです…。

背表紙が黒い鬼滅の刃。なんだか浮いている。


グラシン紙を実際にかけてみる

そこで登場するのがグラシン紙
楽天にてW508×H380mm50枚 四六判/A5/A4国際判に対応のものを購入しました。そのままの大きさだと、青年・少女コミック(キングダムなど)みすず書房のハードカバーにぴったりなサイズですね。
これを1/2にカットし、単行本のカバーにかけると・・・

きれいにかけられました!炭治郎と禰󠄀豆子の笑顔もくっきり見えます。

ぴったりです!

グラシン紙を巻いたことでフィルターがかかったようになり、白い本棚に馴染み易くなりました。半透明なので表紙や背表紙もはっきり読み取ることが出来るのも良いポイントです。(巻き方は「グラシン紙 巻き方」などで検索して出た動画をご参照ください。)
今回は大き目のサイズを購入したので、みすず書房の本やデザイン系の本など、比較的高価な本も保護できてとても良かったです。
大切な本・漫画が日焼けしたり手の脂/汗で汚れないようになったことも嬉しいです。

←(横着してまだ)巻いてない  巻いてる→
グラシン紙を巻くことで1枚フィルターがかかり、白い本棚に馴染むようになった。



長期保存には中性紙が一番だそうですが、グラシン紙は比較的安価ですし、経年劣化したら新しいものを巻き直せば良いので、家庭での使用には十分なのではないかと思います(個人の感想です)。

JCの場合、折り返しまでしっかり覆うことが可能です。

グラシン紙を買って気づいたこと、蛇足


  1. A4版の画集にはちょっと足りない。
    表紙~背表紙~表紙は覆えるのですが、折り返しの部分をすべて覆うことはできません。日の当たる部分は覆えているので、日焼け対策としては十分かもしれませんが、手指の汗/油で汚したくない人はもう少し大きいサイズを購入するといいです。

  2. パラフィン紙と間違えないよう注意
    見た目が似ているので間違いやすいですが、パラフィン紙には蝋がしみこんでいるので、夏場に蝋が溶け出し本に滲む可能性があります。
    融点は60度程度らしいのでそこまで気にする必要はないかもしれませんが念のため記載しておきます。

  3. 日焼け・本棚馴染みが気にならないなら透明ブックカバーで十分
    遮光カーテンをかけておらず日差しによる本の焼けが気になっていたことと、本棚に統一感を持たせたかったのでグラシン紙を使用しましたが、そうでなければ市販の透明カバーの方が使いやすいと思います。
    サイズ展開も豊富でわかりやすく、単価も安い(透明ブックカバー:18円/枚 グラシン紙:29円/枚(四六判対応で比較))ので、透明ブックカバーの方がコスパがいいと思います。

長々と書きましたが、部屋の雰囲気を統一出来ること、本を日焼け・手の脂/汗から保護出来ること、その上で内容がわかること、が自分にとってとても良かったです!普通のブックカバーだと、何の本か開くまでわからないので持ち物の把握に不便なんですよね。

とっても良い品でしたので、気になった方はぜひ試してみてください!


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